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2012年4月19日

WM3500R→WM3600R比較レビュー

さてWiMAX信奉者の私ですが、長所と短所をおさらいしておくと

長所:
1)比較的安価で縛りが短い(1年契約で月3880円)
2)必要にして充分な速度、バッテリ駆動時間長い
3)パソコンがWiMAX対応の場合(Intelパーツ採用の場合はその可能性が高い)、月額たったの+200円でそのパソコン単体で通信できる。最大プラス2台(+400円)できる(でも、同時通信はできない。同時通信する場合は+2480円)。

欠点:
1)基地局少なめ
2)電波が不安定(地下、屋内、電車はほぼアウト。高速移動は大丈夫)

といったものがWiMAX(ワイマックス)の特徴です。
ちょっと栄えた市町村で車移動がメインという人には最適解の無線通信だと思います。

で、NECのAterm WM3500Rという機種を1年間使って来たんですが、やはり基地局数の問題か、屋外でも電波が1本→0本→1本…と青息吐息な場所がちょくちょくあって困ったり、あとは屋内。窓際10センチはOKだけど、1mは無理とか、なかなか「どこでも便利」は難しいなと感じることが多い端末でした。

使用1年ちょうど、毎日充電していたせいか充電USBコネクタが死亡したので、もちろん解約→新規割引を受けることにしました。(1年縛りの期間外に解約すると違約金が発生するので当然ですね。)もちろん新機種は、「電波のつかみがよくなる」「WiMAXハイパワーで電波の弱いところに強い」「電池が長持ち」と豪語するWM3600R。これはWiMAXの欠点を帳消しにするのでは?と期待に胸が膨らみます。さてWiMAXはどこでも使えるようになったのか!?

結果→NO。期待すると損です。

郊外の大型ショッピングモールでの外食では、窓際の席にしてもらっても、通路側の席に座るともうだめでした。もしかしたら窓のなんかのフィルターと干渉してだめという可能性もないわけではありませんが、先にモゴモゴしたVAIOの内蔵WiMAXではそれより奥の店でも通信できていたので弁解の余地なし。建物の外では通信できますが、それは言うまでの価値もなし。

地下・地下鉄はだめですね。相変わらずです。

いちるの望みをかけて弱電界はどうかと、電波の途切れがちだった場所に行くと…やっぱり途切れます。鞄の中では途切れ途切れだけど、車のダッシュボードに置くと若干安定するかな、といった具合です。

VAIOのアンテナがすごすぎるのかどうか知りませんが、がっかりな結果になりました。

3500ユーザーの方々、電波の改善についてはあまり期待しないで良いと思います。

iPad(2012)を国内版にして、プリペイド契約にしたのはWiMAXのカバー範囲が上がると狙ってのことでしたが、無駄でした。

正直、3500でも3600でもどっちでも、運用スタイルに代わりはありませんでした。(iPadでモバイルデータ通信があまり潤沢に使えなくなったという意味では退化かも?)

繰り返すと、3500の人は安心して2年目に突入していいと思うよ!ということです。純正アプリも微妙ですし。電池長持ちっていっても、まめにONOFFしないと一日もたないし。モバイルブースター付けっぱなしにするとmicroUSB端子壊れるし。あまりいいアップデートではなかったなあ。

ああ、あと、iPad2012は海外版がいいなあ…テザリングできるっていうし…

結論:あーーー失敗したーーーーorz

追記:2ヶ月後のレビューはこちら。失敗じゃなかったかも?

1 件のコメント:

haidon さんのコメント...

あー失敗したーという結論はホント間違ってました。
今はIIJmioの1GB付きSIM使ってますが、WiMAXの圏外で動画やらアプリやらと使っていたらあっという間にデータ量が1日で500Mを超えたり…。
転送制限のないWiMAXはいいです。最近はユーザーが増えすぎて、WAN側の逼迫があるようですがそれでもなお良い。