記事の更新は少ないです…が時々コメント欄で話題を広げていたりします。楽しいコメントをいただければ嬉しいです。
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2012年3月30日

新型iPadについて雑感

どうもGizmodoは新型iPadがお気に召さないようですが私は超気に入っていますよ!

まず画面。本当に細くなったディスプレイです。今までは拡大しないと判別もつかなかった文字が今では何もしなくても判別できます。若干最近老眼が出ているようなので、文字大きくしたいなぁというときだけ拡大するような感じですね。文字だけしか違いがわからないと思われがちですが、一眼レフで撮った写真などiPadで表示すると思うゾクゾクきます。eye-fiというSDカードを使うことでiPadに自動的に写真を送ることができるんですが、ピントの確認やなんかもこれでかなり解決できますね。

それから背面カメラの画質もとてもよくなりました。前のモデルは輪郭というものがない位ざらざらした映像になっていたんですが、今回のカメラはくっきりはっきりです。マクロからポートレートくらいまでの撮影は何とかできる感じなので、大体30センチから三メートルぐらいまで?は、射程圏内と言えそうです。
iPhotoやPhotoshop touchなど撮影後の編集環境が整ってきたのも良い効果ですね。写真は撮ったきりではなくてその後の加工までして、思い通りの一枚を仕上げるのが楽しいところですが、その環境がタブレットPCでできてきたというのは夢が現実になったという感じです。

それを下支えするのが本体の性能となってくるわけですが、今回グラフィックスプロセッサとメモリーが強化されています。これも、高解像度画面と高解像度画像を扱うためには必須のアップデートだったのかな、と思います。特にメモリーはうれしい改良で、今までインターネットブラウザーでたくさんタブを開くと強制終了してしまっていたものが、新型iPadではそういったことがまだありません。

後は音声認識。これはもう素晴らしいの一言に尽きます。キーボードは確かに便利ですが、打つのに慣れていない人がいるのは事実ですし、打てる人でも打ちづらいシーンというのはたくさんありました(運転中とか)。音声入力はこれを補完するような形になります。私の車は軽乗用車なので、とてもエンジン音がうるさいのですが、そういうシーンでも若干入力精度の低下はありますが、ほとんどの内容は読んでくれる感じです。
入力精度の素晴らしさについては持っている人はもう体感していると思いますが、まだ疑心暗鬼の人のために解説しておくと、今回のブログの記事はすべて音声入力で入力しています。訂正をする部分は数カ所ありましたが、そういう部分にはあらかじめ下線が出てきて修正候補を提示してきてくれたりします。
ただし、音声認識はインターネットが使える環境でしか使えないので、 WiFiモデルに無線環境を整備するか、それともパケット定額プランに加入するかの二者択一になるかと思います。私はプリペイドとwimaxを共用していますが、コスト的にプリペイドはあまりお得でないかもしれません。どうしてもgpsが欲しかったのと、通信はwimaxでなんとかすると決めてプリペイドにしたのですが、7月から21メガの通信ができるようになってしまうので、100 MBなんてすぐに使い切ってしまいそうな気がします。余談ですが、首都圏の車移動メインの人は、圏外も少なく通信総量制限もなく、wimaxはかなり良い選択肢です。

このように新型iPadの新機能は素晴らしいものがあり、私はこの新型iPadが、 名称変更の暗示する通り、iPadのスタートラインのモデルになるのではないか、と考えています。
iPad2と外見が変わっていない、発熱などの問題がある、重くなったじゃないか、などと敬遠する向きも少なからずおられると思いますが、もし今のモデルに不満があるようであれば、次のモデルを待ってもいいと思います。ただそれまでは、今の新型iPadは見ないほうがいいと思いますよ(笑)
iPad2とは別物です。iPad2を下取りに出して新型iPadにしてもじゅうぶんお釣りがくるぐらいの価値があるとは思いますがねぇ。

あと発熱の問題ですが、やはり内部からの熱のほかにも外部からの熱の影響も充分あるので(例えば車のナビがわりにする場合)、手でもって熱い、とかではなく、何度で何時間ぐらいまで耐えられるのか、また異常な熱を感知したときにシャットダウンが適正に行われるのか、そういったところにフォーカスしたほうがいいと思います。個人的にはソフトウエアの最適化が進んで、容量の増えたバッテリーのおかげで20時間駆動!とかが実現すると大変うれしいですね。
ただまだ寒い冬の評価なので、夏の暑い時期にどうなるのかというところを見極めてから判断するのも悪くないように思います。そこだけは、少し心配ですね。

気がかりなのはもう一つ。発熱する部分を左上に逃がせるはずなのに、左下に持ってきたところ。左下右上はタブレットPCを持つ時に一番よく使う部分。そこに熱源を持ってくる設計にノーと言わなかったのが気になるわけです。ここはやはり、SJの不在のためなのでしょうか、次の世代のiPadが必ずしもいいと言い切れない不安がよぎります。

なんにせよ、今年がiPadの仕切り直しの年。これからのアップルに期待しましょう!

2012年3月15日

フィルム…(^_^;)

・24枚はあっという間に終わる。きっと36枚もあっという間に終わる。一日遊びたければ頑張って2~3本?

・現像+CDで1160円。 CDは200万画素カメラ相当の解像度(後で確認したら、ホコリとかはないけど、がっくり画質。次からは現像だけにしよう。)

・複合機(EPSON PM-A950)のフィルムスキャナで読み取ったけど、粒状感が悪い意味ですごい。α-hyper CCD II ってエントリーじゃないやつじゃなかったか?(KODAKの一番安いフィルムだからか?)何dpiで読んでもくっきりとは無縁。ダイナミックレンジはそこそこ出てるかな(いちおう48bitモードがある)という感じだけど色の再現は微妙。→こんどフィルムを変えてやってみよう(…ランニングコストがぁぁぁ…)

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Tamron SP AF 17-35mm f/2.8-4 Di LD Asph. (IF) / KODAK GOLD 100 / F5.6(かな?)
たぶん20mmくらい、SS1/800くらい?(←これって1枚1枚メモっておくもの?)

・いくらはたいてもフィルムからホコリがとれない。

・フルサイズは今の手持ちのレンズではとてもいい。DXフォーマットで同じことをやるには、たっかいレンズを数本考えないと。

・D700ってD90より古いのね(驚き) 動画撮れないのね(驚き) なのにD700sって出なかったのね(驚き) D700でDXモードにすると500万画素機になるのね(仕方ないか) ならシグマに乗り換えた方がいい?笑 デジタルはD90でもう少しがんばります。

・換算焦点距離に助けられてた部分がなくなるのは痛いなあ…といっても、トリミングで何とかなるなら画角はあんま気にしなくても…特に望遠側は。広角側が広いほうがメリット。

・風景、望遠と試してみたけどいまいち。次の24枚はいいフィルム使って85mmでポートレートとか50mmで猫撮りとかしてみようと思う、でもこれでスキャンがいまいちだったら…デジタルでもできる画角だけに、今後…ドウシヨウ

・正直、目腐れしそうでこわい。。。かといってCOOLSCAN Vを買えとかいいフィルム買えとか、その機材は極力出したくないのがホンネ。

2012年3月12日

というわけで

ドーン!

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性能の割に評価(=価格)の低いF100にしてみました。
裏蓋のベトツキ、ファインダーのゴミが多い個体の中でこれは無問題だったので「お願いします」してきました。ストラップがサイトの写真と全然違うのがついてきたくらいでしょうか。目的はもちろん、FXフォーマットのイメトレ(笑)なのでOKということで。

AFは五点上下左右、追尾もできるそうですが、基本的にはFXでも撮れるTamron 17-35 F2.8-4 Di LD (IF) A05をメインにして、風景でここぞという時に出てきてもらう形になると思うのであまり価値はありません。現像代も600円/本くらいはかかるので連射モードもいりません。

Finders-FX  余談ですが、F100のアイピースは丸形ねじ込み式で保護ガラスがついています。これを開けて、くせでブロアーでフッと空気を入れてしまうとファインダーに異物混入という困ったことになるようです。基本開けないでいこうと思います。
 早速、この間の記事「ファインダーの比較」にF100を入れてみました。あまりにかわいそうな機種は外しました。笑
 F100の視野率は95%、ファインダー倍率は0.70倍と言われています(最初メーカー公表値は0.75だったのだが物言いがついて0.70倍となったよう)。基本的にはセンサーサイズとファインダーのサイズはほぼ対応しているので、0.7*1.5=1.05倍とだいたいD90(DX機)のデフォルトと同じくらいかなーと思っていたんですが…結果はD90に1.2倍のME-1をつけた状態とほぼ同じサイズでした!方眼がなかったり、AFセンサー指標が少なかったりする関係で若干小さく見えたのかもしれませんが嬉しい驚きです。理由はあとで考えてみます。(ファインダー倍率が実は0.7以上あるとか?測定はできませんが)
 ピントのつかみやすさは、合焦を示す●のほかに、前ピンと後ピンを表す▲があるので位相差センサーだよりに合わせるのは思いのほか楽です。目視だけで合わせるのは、質感が見えづらくて(届いたのが夜だったせいもある)、いまのところMF機には劣るかな?という評価です。(直前にFM2も覗いたので自信あり)
外で狙ってみないとわかりませんが、今のところ「オートフォーカス主体のカメラ」という印象です。
 もしこのF100の個体がベトベト、ファインダーがゴミゴミだったらNew FM2にしてやろうと思っていたのですが、いい意味で裏切られた感じです。

F100自体の評価ですが、やはり中級機デジタルのD90に比べると大きく重く、ストラップはかけられますが肩にかけて動く感じになると思います。電池はエネループ単3電池4本で36枚フィルムが20本くらいは回せる=720枚とのこと。このくらいの数字で充分かなとは思います。

エクセルでかんたんに計算したところ、フィルムで現像→デジタル化を100本~200本(デジタル化の方法による。枚数で1200枚~7200枚)撮影すると、現在のD700の中古価格と同じくらいになる計算です。そんなにFXじゃないと撮れないというシーンはないと思うので、FXおためし機としてはF100おすすめだと思います。ちなみにストロボは内蔵されていないので、室内や式場をフィルムでと考えている業の方はSB-800あたりを入手しておかないと勝負にならないと思います。

D90より優れている点としては、AFモーターが速いことと摩擦が少ないこと。AFモードにしてピントリングを動かしてしまっても壊れそうな感じがしません(壊れるかもしれませんが)。つまりAF-SレンズでなくてもM/Aモードのような状態になっていて、ピントの微調整にいいかもしれないという点があります。あとはハイアマ機にはありますが、非CPUレンズでも絞り優先モードが使えることも大きいです。ただ、設定はめんどくさいです。(CPUレンズの設定にしておくと、最小絞りにしておかないとFEEで撮影できなくなるので、非CPUレンズの際にはカスタムファンクションで切り替える必要あり←覚えてないと忘れる危険あり。C22番の設定を変える。)

フルサイズのメリットはもう、FXというかフルサイズの歴史を感じることが出来る点です。DX機全体に言えることですが、やはり「標準レンズ」が不在(DX35mm/1.8Gが出ましたが、あれを写真の基本としての「標準レンズ」と呼んでいいのか…?35mm/F2Dで50mm相当というのも、勿体ない感じがあって)という点が問題としてあると思いました。あとは風景向けの広角単焦点(18mm/F2.8のような)がない。その点、F100に50mm/F1.4をつけるとスナップだけでなく寄って良し、引いて良しの画角に。85mm/F2をつけると見事にポートレートのボケがファインダー越しに見えてきます。今まで言われてきた常識がそのまま理解できるような感覚ですね。フィルムだとパープルフリンジなんかも出づらいかもしれません(これは試してみないとわかりませんが!)

問題点としてはD90の画角に耐えられるか(うっかりD700を衝動的にポチらないか(!))、どの時点でデジタルに移行するのがいいのかを見極めること(現像代、デジタル代は馬鹿にならない!うっかりフィルム5本とか買っちゃうと、現像代で5000円くらいはかかりますし。)、そもそもFXが必要なのかどうかを見極めること(望遠側が若干伸びるのはDXのメリット)あたりが考えられます。売れる写真になれるかどうかが判断基準なので、ここはシビアに見ていきたいと思います。画素数の飛躍的に伸びたD800Eを基準にするとまた変わってきますが…。

今日はフィルムも装填しないで、ただ音とファインダーを味見していましたが、これから梅と桜の季節、17mmの広角レンズとなんちゃってFX機と、ばしばし撮れるD90君にがんばってもらう予定です。

あ、あとF100のマグネシウムボディは所有欲求満足度すごいですヨ。ただ縦位置グリップを多用する方は、同じく値下がりの激しいF5あたりを使うといいかもしれません。

2012年3月9日

The New iPadでましたね

♪~想像してごらん

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この画像にかかっている網戸が取り外されることを~♪

 

初代iPad/iPad2は読めないほど汚くはないけど、細かい字(網と綱とか、「ぱ」と「ば」とか)は判断に困ることが多くありました。

そこのところ、Retina Displayの実力は1年半前のiPhone4で証明済み。

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新iPad2012のすごいのは、大画面のRetinaということ。

ほとんどの人が未体験のレベルです。

彩度も上がり、写真を表示したりといった用途でも「鑑賞」できるレベルへ。

ウェブページやテキスト、手帳、ダイアリー、も、「液晶を読んでる」から「文字を読んでいる」へ。

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ぜひ拡大してフルサイズの画像を見てください。また、文字の大きさが文庫本サイズになるまで画面から離れてみてください。

ここまで来れば、「画面が細かくなっただけ」とは思わないでしょう?

今回の比較画像はiPhone 4SとiPad2なので厳密に言えばNew iPadの解像度はiPhone 4Sのものよりも若干は落ちるはずですが、Retinaディスプレイの特徴は「液晶感のなさ(格子状模様のなさ)」なので、これに近い結果を期待してもよいはずです。

iPad(2012)で電子書籍や地図としては完成を迎えると思います。あとはiPad(2013)にDigital Penがついてくれたらもう文句なしですね♪

自炊派の私としてはもちろん「買い」です!

2012年3月8日

貧乏人カメラ考~フルサイズを知った上でのAPS-C

マイクロフォーサーズだNEXだ(Nikon1も、いちおうQもか)とミラーレスがこの世の春を迎えています。

EVFの進化もあり、ファインダーは像の大きさやピントの合わせ方(拡大してピントを合わせられる)については、すごいなあと思いつつも、おじさんついて行けないところがあります。常識破りが多すぎて。EVFって背面液晶と何か違うの?とか思います。あ、ちなみにEVFはのぞくところが電子表示になってるやつです。SONYの最近のとか、NEX7とか。

まず、フィルムサイズとミラーのサイズとファインダーの像は基本的には一致する常識がEVFで覆されました。どんなセンサーサイズであろうともファインダー像や背面液晶は大きくて明るい。これがまずわからない。

ファインダーの大きさ・見やすさはそのカメラがどんな人をターゲットにしてるかの指標にもなっているし、絞りを絞ったときの被写界深度のプレビューにもなるし、元々どのくらい光が差してきているのかが、レンズを通してファインダーに届くことで感覚的にわかるようになる。「なんかこの風景いいなー」と思ったときにファインダーをのぞくと、何がどう綺麗なのかがピンとくる。そしたら、その「よさ」以外の部分を徹底的に排除し、「よさ」を強調するためにどうすればいいのか考える。そして撮る。伝えたい部分を尖らせて、ノイズを減らしていくのがアートじゃないですか。デジタルなら試し撮りもできるし、結果もすぐわかるし、とても便利。ホワイトバランスとか絞り・シャッター速度にISO感度の要因も増えてしまうのでデジタルは覚えることが多いかもしれないけど、やれ現像だ何だともたつくフィルムに比べたら習熟の速度は圧倒的に速い(はず←いいコーチがいれば)。

話を戻して、まあ今時の人はケータイでもミラーレスでもライブビューで撮ることになれすぎて、センサーについての概念がぼんやりしているんじゃないだろうかと思う。フィルムは手にとるものだし、ネガとして手元に残るけど、デジカメ分解したり秋月電子に出入りしてCCDセンサーそのものがどうなっているのかわかる人なんてそういないんじゃないかと。数字でだいたい対角何インチだ、くらいの理解だと思う。それで語れるのがデジタルのいいところでもあり、その実、実感に達しないところでもある。

APS-Cサイズもフォーサーズのサイズもそんな大して変わらないんですよ実際。みんなが思ってるほど大きくないというところだけ共通。35mmのフルサイズはそれに対してかなり大きい。面積で3~4倍くらい大きい。そんなセンサーを固定するネジも、基板も、支持するアルミ板も、相当のサイズになる。ミラーもシャッターもペンタプリズムも大きくなるし、それを支持する構造も相応のものになる。だからフルサイズのデジタル一眼レフはギッシリ・ミッチリ感がすごいし、財布もギッシリしていないととてもじゃないが手を出せない。ニコンはデジタルはAPS-Cサイズがいまのところベストサイズということでしばらくフルサイズを出さずにいたけども、それも頷ける。(もう出してるけど。)

だから、今のデジタル一眼レフとかミラーレスには便利で特に望遠には満足しつつも、がっかりしている部分が少なからずある、というのが今回のテーマ。

たとえばフォーサーズの場合は35mmサイズの対角1/2倍。フォーサーズは元々が「35mm版の面積の1/4」を標榜してフルデジタルな設計だから、25mmが標準だと言われればそういうモンなんだと(100歩譲って)考えることが出来なくもない。だってフォーサーズのレンズはどう逆立ちしてもフルサイズのボディには使えないから。人物を写すとき、一番綺麗に写るのは85ミリと言われている。85ミリのレンズをフォーサーズにつけると35mmサイズでは170ミリ相当になる。バストアップの写真を撮ろうものなら、「そんなに離れて何してるの?」と言われかねない焦点距離。まあそういうこだわりも、ケータイカメラみたいに「写ればええやん」の波にかき消されていくだろう。フォーサーズが変と呼ばれる理由の一つだろう。

で、APS-Cサイズの一眼レフの場合、センサーのサイズはフルサイズの1/1.5倍=2/3のサイズ。しかも元は35mm版の歴史をもっていて、APS-Cサイズ専用レンズでなければ元々その1.5倍の面積が撮影できるはずの性能を持っているわけだから、誰がどう考えても「いずれはフルサイズに!」と思っている人もそこそこ居られるはず。少なくとも僕は。ていうか今のラインナップでAPS-C専用レンズだけ集めてる人なんているんだろうか。

でも先に述べた理由で、フルサイズのデジタル一眼レフというのはまだまだ高嶺の花だし、たぶんメーカーでも実験段階だと思う。だから今フルサイズのデジタル一眼レフをドドーンとお買い上げになれる人はうらやましい限り。

で思った。フィルム回帰

ホワイトバランス、ISO感度、現像の手間とコスト、いろいろ問題はあるけどデジタル一眼レフをドーンとお買い上げになるよりもお安く「体験」できるんじゃないか?という算段。

どうせAPS-Cサイズの一眼レフは持っている人は持っているわけだし、ほとんどの撮影はそれでやるだろうけど、たとえば高層ビル群を前にして、あるいは5000メートル級の山を目の当たりにして、あるいは広大な広大な花畑を目の前にして、手元にフルサイズでも使える広角レンズがありながらボディがAPS-Cだったら泣くだろう。10年後にはまちがいなくアルバム見せながら「もっと広かったんだよ」って言ってる。

そんなとき、コンパクト(ほとんどのフィルム一眼レフはデジタルより薄い)なフィルム一眼がバッグにいれば。撮影や保管など色々と難しいかもしれないけど、ライフログとして胸を張れるモノを残すことが出来る。

フィルムは相次ぐ撤退で、少なくとも希望のフィルムがすぐに手に入ることはないだろうけど、フィルム→デジタルが実用になるならそれもアリかな…と思った。

問題は富士フイルムのフィルム→デジタル変換サービスが200万画素相当の変換しかしてくれないこと。1000万画素くらいにならないのか。

フルサイズ一眼レフを1日レンタルする料金でフィルム一眼の結構なやつが買えちゃうのって、すごいアンバランスだよね。まさにpoorman’s SLR。一台いっとこうカナ?

DSC_0301たぶんフルサイズなら全身入ってた。トリミングで見せれるレベルになってた。そんな感じ。(これは別に意味もないカットだし、ピンも来てないし、絶対フィルムじゃ撮らない被写体ですが。)