(3)がありそうな気配ですが、とりあえず記事にしておきます。
・VAIO TTのminiPCIeスロットにはUSB信号が来ていない。
ので自己責任で配線してあげれば使えるようになるはずです。
☆分解する前に、Intel Wireless DriverとWiMAXのドライバをもらっておいてください。(有線で取りに行く羽目に…)
◆とりあえず交換だけしてみます
元々のものはIntel WiFi Link 5100。アンテナ2本で最大リンク速度300Mbpsのa/b/g/nカードです。これをIntel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250に置き換えてみると…。
ドライバのインストール中。WiFiのドライバもWiMAXのドライバもこの時点で入れてしまってOK。WiMAXドライバは「端末がないけど…」と言ってくる
やはりWiMAX部を認識してくれないので、工作が必要なようです。
◆USB配線をminiPCIeポートに配線
すごく適当な図ですが…意味は伝わるかと^^;。
miniPCIeポートの配線はとても細かいので、ジュンフロン線という特別細いケーブルを用意しましょう。一巻き買えば一生分足りると思います。半田ごて、半田線は100均のものではなくて、質のいいものを使いましょう。あと半田吸い取り線か吸い取り機があると便利。(これは100均のものでOK、ただ品薄?)
右端のUSBコネクタを取り外します。
ジュンフロン線の被覆を1ミリほど剥いて、あらかじめ半田を乗せておきます。
miniPCIe側にまず配線します。ジュンフロン線に乗せた半田で仮止めしておいて、付いたらプラスαの半田を乗せてしっかり固定します。これを2本。ルーペ等で隣の端子に接触していないか確認します。(つけすぎたときは、半田吸い取り線などでリカバーする必要があります)miniPCIe端子の下側にあるのがUSB D-、上側の線がUSB D+、差動信号です。
これを先ほど抜き取ったUSBコネクタのところにつなげます。差動信号なので一応ひねってみました。(ひねると上下がわからなくなるので、テスターで確かめるかなんか工夫してください)
USBポートをつぶすのがいやだという人は、バスパワーで小さいUSBハブをばらしてコネクタに再配線してもいいと思います。私は使わないのでパテで埋まってもらいました。ソニーブランド=ステータスどころじゃないですね。こだわる人はハブ内蔵がいいと思います。
◆手術完了…?
キーボードコネクタを仮接続して、ちゃんと認識するかどうか確認します。
電源を切り、組み立ててからUQに接続して、登録します。
◆1週間ほど使ってみて…
WiMAXは便利ですね。VAIO TTはアンテナの性能も良いらしく、NECのWM3500Rで県外になる屋内でもぎりぎり1本立ったり、室内でもバリバリ電波を拾ったりしてくれます。田舎だからということもあるかと思いますが、家で「あれ、タブ開くのが少し遅いな…と思ったらWiMAXのままじゃん!」みたいなこともあり、思った以上に活躍してくれています。
ただ、気になるのは、WiFi部のほう。
インターネットにも報告がちらほらありますが、ネットワークに負荷がかかる状態になると、PCがフリーズしてしまうんですね。具体的な再現手順は、スピードテストなどで12.5~25%程度の負荷をワイヤレスネットワークに継続的に(2分くらい?)かけるとネットワーク転送が止まり、その何秒後かにマウスカーソルが止まり、強制終了させなくてはいけなくなります。そもそも転送グラフがぎざぎざで、安定していない。10回に1回くらい、ネットワークが復活してフリーズも回避できることもありますが、まれです。BIOSは欧州版の2022M4に載せ替えてありますし、ドライバもWin7用のものを使ったりしているので、思いつく解決策は取り急ぎ試しましたが回避できません。
6250自体の問題ということもあるかと思うんですが、ホームサーバーとの通信量が結構あるせいか、結構止まるので(-_-;
とりあえずWiMAXではフリーズしないし、Intel 7250が出ても載せ替えられる土台はできたということでWiFi問題は次回持ち越しにしたいと思います。
というわけで、夢もそろそろ醒めてきたので、その3へ続く…!
※警:ソニータイマーが発動しても修理拒否される可能性の高い改造ですから、やるかどうかは読者のみなさんの自己判断と自己責任でお願いします。私の記事に間違いがあっても、皆さんの心の悪魔に火をつけてしまったとしても、一切対応いたしかねますので、お断りしておきます※
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