記事の更新は少ないです…が時々コメント欄で話題を広げていたりします。楽しいコメントをいただければ嬉しいです。
(返信できないかもしれません。ご了承ください)

2010年2月25日

やっぱりMacのVPNは

デフォルトではすべてのトラフィックはVPNに流れないみたいでした。

設定はVPN接続の詳細設定から、「すべてのトラフィックをVPN接続経由で送信」のチェックボックスを入れると、以降経由してくれる様子。

ようやっと、有害アクセスフィルタから解放されました。めでたし、めでたし。

あとは道具道が有害サイトにならないようにするだけだ 笑

2010年2月24日

同じくはまっている人,発見

http://catruby.blog83.fc2.com/blog-entry-23.html
の方もはまっている様子。
たしかに,ライブラリーのほうに行っていたんだけど,モデル(コントローラーかも?というかクラスね)が山の様にある中にぽつんとコントローラーがあって,それを見つけないとたどり着けない。
この変更は,Xcode3.1→3.2で起きたらしい。ということは,かなり最近の本じゃないとだめ,ということだ。


これならドキュメントされていそうな気配。3150円…

できたり,できなかったりのメモ

Objective Cのお勉強中。
モデル?コントローラー?ビュー?新しい単語だよー。クラスはどれ?
妙にGUIなおかげで,対応関係がわかりづらいなぁ…。
アクション(メソッド)の追加の方法が,わかりづらいというか,わからなーい。IBActionを直接書く,にしても,どこに?という感じ。
痛いのは,コマンド補完機能も,何を押せば出てくるかわからない。プルダウンで「次の補完候補」みたいなのはあるんだけど,毎回それやるのは馬鹿げてる。基本的なリテラシーが足りてないので,本を買わないとだめかもしれない。正直,.NetとかC#ばっかりで,ポインターから遠くなっていた脳みそにとって、手探りでマスターするのはしんどいかもしれない。
ネットの情報は古いXcode用のものが多く、Xcode3に対応しているサイトは参考文献の紹介だけだった。泣

でもやりますよ,がりがりがり。
初めてMacbookのバッテリを外で使い切った。笑

作業は、家のネットワークにVPNしながら。意外と便利だったのは,ファイルサーバにアクセスできるところ,どこでもWiFiのアクセス制限を迂回できる(?)ところ。でも,後者のは,できたりできなかったり。MacではVPN接続時でもVPNのInterface metricが低いのかもしれない。Windowsだと、できることが多いような。(このbloggerフォームに到達できているということは、どこでもWiFiの制限を回避した結果らしい。意外だったVPNの使い道。というか有害サイトフィルター、、、何も言うまい。無料だし。)
論理速度0.128Mbps/0.208Mbpsのところ、実効速度は0.1Mbps~0.05Mbps。意外と出ている感じがする。速度としては、昔の56000モデムくらい?パケット通信としては優秀優秀。

VPN接続をしていても、サーバー側にはボトルネックがないので速度があまり変わらない。カプセル化のオーバーヘッドも、データが少ないからか、ルーターorクライアントが高性能なのか、目立たない。

そういえば、気がついたらVPNが通るようになっている。理由は、Windows XPから7になったからかもしれない。Macでもできていた。安定すれば、もう一度VPNを検討するかもしれない。ユーザー認証付きのプロクシー代わりではなくて、もうちょっとおもしろい方向で。

2010年2月23日

車モバイル環境

iPhoneを3Gパケットを極力避ける(というかAPN Disablerしてある)ために,無線LANを行く先々に配置して,7ヶ月近くパケット0で使っています。

そういうスタイルだと,iPhoneで肝心要の「アウトドア・インターネット」が使えないんですね。
ちょっと前にはやった「セカイカメラ」も,全然セカイじゃない。

それで,車があるので,それを拠点としてウィルコム回線を設置してみました。
最初はスマフォ+WifiSnapでやっていたけど,AdHoc通信だけしか使えないので不便(iPhoneは2台ある)なので,どこでもWiFiをオークションで手に入れ,車に接続。

これ,良い感じです。
バッテリ駆動だけだと2時間程度しかもちませんが,5VのEIAJ#2プラグのラインを差しておけば内蔵エネループの電力は温存されているし,ケーブルを挿抜しても自動で内蔵電池に切り替わるのでルーターはインターネット接続をしたまま持ち運べる。

あえて希望を言えば本体内充電ができればなあ,というところですが,エネループはニッケル水素電池なので致し方ないところでしょうか。というより,リチウムイオンエネループを差し込めたりしたら…とか考えてみた人はいないのかなあ。


いまは、ダイヤテックのPowerbank Slimを車内で充電して、外で使うときは補助バッテリーとして使っていますが…あんまりスマートじゃない。それに、夏場に車内に放置したりしたら、1度だけでリチウムイオン電池の寿命が尽きてしまう。


リチウムイオン式どこでもWiFiの件、ウィルコムが頼りにならない以上、やってみたいもんです。
・上記KBC-L2ASはリチウムイオンを充電しながら外部機器に給電できるようなので内蔵にはバッチリ。
・サイズ的にはやはり単三×4本をオーバーしているので,どこかを削る必要がありそう。(W62×D22×H70mm)
・それか,18650×1本ぽいKBC-L3AS(W70×D22×H39mm)を使うか。←どこでもWiFiの消費電力が最大3.5W(5V700mA)なので,定格オーバーしているから,やっぱりだめか。←でも,充電使用時1A程度流れるiPhoneでの動作実績があるので,やっぱりOK?

進展があれば報告しまーす。

PDFアノテーターの感想

PDF Annotatorはだめでした,残念。
ファイル名が日本語だと「ファイルが開けません」と言われる。
これじゃーだめだなー。
書きこみには不満がないだけに,残念だけど。

2010年2月19日

というわけで

買っちゃいました,X200 Tablet!Core 2 Duo SL9600,4GBメモリ,500GBハードディスクと,妥協なしのスペック。気になるスクリーンは,感圧式のシングルタッチ対応でした。(シングルタッチなのに,「マルチタッチ/マルチビュー」と名前がついていてわかりづらい。多指タッチ対応のものは「エンハンスドマルチタッチ」らしい)
感圧式のタッチパネルはWEBでの評判が悪かったので心配させられました。確かに何か焦点が合わない様な,妙なゆがみを感じます。そして,画面の中央がちょっとふくらんだ様な,違和感。
蛍光灯を反射させると,ゆがんで映る。タッチパネルが浮いているせいでした。

ティッシュでなでてやって平らにしたら,浮きはなくなり真っ平らな画面の出現です。そして,最初に感じた焦点の合わない感じもなくなり,超低反射の画面が現れました。
薄暗い部屋で画面を見ると,黒が漆黒といった風に映り,白色もタッチパネルがあると思えないほど白いです。
色を扱う仕事にはデジタイザだけのLEDバックライトのモデルが良いかもしれませんが,十分満足のいくディスプレイだと思います。Thinkpad T60を使っていたころの液晶とは次元が違いますね。

タッチパネルはひそかに静電容量式のものを期待していたんですが,感圧式のシングルでした。今後イーベイとかに部品があれば換装に挑戦してみたいなあ。

2010年2月13日

Mtron → Hana

Mtron SSDを2710pに積んでいたんですが,やめました。
理由は,起動が遅くなる…具体的には,BIOSがディスクエラーだという上に,その表示までに何十秒とかかること。
エラーメッセージ以降はSSDらしく速く動きますが,休止状態を使うようにしているので,何度も待たされるとボディーブローのように効いてくる。

エラーはこんな感じ。情報のほとんどは,「実際にディスクにエラーがある」という内容で,ディスクの準備に失敗しているらしい。別にOS自体は何の問題もないので,おそらく,MtronのSSDは起動(コマンドに応答できるようになるまでの時間)が長いんじゃないだろうか,と想像している。だとすれば,これはSSDのクロックアップでもしないと回避不可能。(※無理)

しょうがないので,ちまたでは評判で品薄のHana Micron製1.8インチPATAドライブを手に入れてみた。最近はしっかり並列アクセスをしているようで,32GBと64GBモデルでは転送速度が違うらしい。ので,64GBを。
Reflect(フリーソフト)を使ってディスクイメージをつくり,外付けディスクに接続したHanaにレストア。そして,外付けのドライブからHanaを取り出して,2710pへ。そしてスイッチON。どきどき。

結果,BIOSは無事通過。先の問題はMtronとHPのBIOSとの相性でした。
長く使えると信じてSLCモデルのMtronにしたのに短命に終わるのは癪なので,なんとか別の活用道があるかどうか考えてみるが,ないなー。1.8PATAが大好きなHPとは相性が悪そうなので,富士通のLOOX Uユーザーか,ソニーのUXユーザーか,DellのXTユーザーあたりが1.5諭吉くらいで引き取ってくれないかしら。

というわけで,HP 2710pにはHanaが相性よさそうです。

PDFアノテーターをトライアル

PDF Annotatorというソフトが69ドル程度で発売されているようです。こちらも無償トライアルあり。早速トライアルをダウンロードしてみた。

日本語ファイルもOKみたい。こちらは,前回紹介したBluebeam PDF Revuよりも書き込み機能に優れた感じで,とにかく書く,引く,なぞる,という人にはPDF Annotatorのほうが向いているかも。ペンの選択がしやすかったり,いい感じです。

それにしても,紹介するソフトはだいたい海外ソフトになってしまいます。
69ドルは円高の影響もありだいたい6300円くらい,日本の「いきなりPDF」とかと同じ価格帯のソフトなのに,ソフトのレベルが違います。海外のほうが好い。
ソフトが違えば,タブレットPCの普及率も全然違うんでしょう。eBayでX200 tabletが出ていたんですが,その記述に「大学で使っていました」みたいなことが書いてあったりして,いい環境だなーと思ったり。日本でタブレットPCに対応って書いてあるのは,覚えてる限りでOfficeと漢検×Penくらい。笑

PDF Annotatorは機能だけみれば合格点をあげられるソフトですが,残念なのは,体験状態だと終了時に「買ってよ」ウィンドウが表示されることですね。買ってあげたいのはやまやまなんですが,こう毎回出てくるといやになりそうです。

2010年2月12日

Bluebeam PDF Revuをトライアル

Bluebeam PDF Revuという有料ソフト($149)があります。無料体験版アリです。

これナイスです。タブレットPCユーザーはぜひ体験してみてください。

名前にもあるとおりレビュー用に最適化されていて、タブレットPCのインク入力もサポートしている。
惜しむらくはフリーじゃないところだけど、もちろんAcrobatよりも安く手に入れられるし、クセ◇PDFみたいなugly softwareとは比較にならない質の良さ。
体験版では30日、制限や広告なしで使えます。
どっかのソフトみたいに体験版だと元のPDFに消えない印鑑を押すクソフトとは違うんだよね

英語版ですが日本語PDFも表示できました。

コンパーチブルタブレットのピュア化 第二弾


もはやお家芸となった、コンパーチブルタブレットのピュア化をしました。
今回のターゲットはHP 2710p。

ピュア化のメリットですが、
・第一に軽量化
・第二に薄型化
・第三にピュアタブレット好きを満足させる(笑)
という3つのメリットがあることが前回わかりました。(3番目だけじゃないよ!)

中古で買ったので安いのですが、もともとは高級機だったので至る所につくりのよさがありました。特に液晶が広視野角のもの(VAらしい)で12インチワイドLEDバックライトというのが好いところ。スペックもCore 2 Duo U2500(1.2GHz)で、Windows7でもそこそこいけます。

WWANアンテナやWebカメ、マイクが使えなくなってしまいましたが、これは気合の問題で、気合があれば実装するスペースはありました。キーボードライトは、まあ、いらなくなったっていうか。

途中経過の写真はないんですが、前回のM200のときよりも圧倒的に簡単でした。その理由は、バックライトではなくLEDライトなのでインバータ関係のごたごたがなく、液晶の配線が非常にシンプルだったことと、基板が小さくて軽くて薄いおかげ。
ざっくり手順を書くと
0.エポキシパテ、テープ類、やすり、塗料などを用意。
1.回転ヒンジを取っぱらう(以後不要)
2.液晶ベゼルを分解して、トップカバー(再利用する)、フロントカバー(再利用)、液晶(+補強フレーム)、アンテナ(以後再利用)、小基板(以後利用)とに分ける
3.液晶ベゼルのトップカバーの面部分(マグネシウム製、以後不要)とふち部分(プラスチック製、再利用)を分離する
4.本体側のキーボード、トラックポイント、マイク、カメラ、アンテナ、キーボードライトの配線を取る(アンテナ以外不要)
5.パームレスト部分を取りはずす(以後不要)
ここまでで、ボトムケースは基板があらわになり、液晶はバラバラです。ここから先は荒療治。元には戻れません。

6.ボトムケースの回転ヒンジ部分のでっぱりをノコギリで取って平らに。金属やすりで形を整える。出た金属の粉末は丁寧に除去する。
7.ねじがないので、基板が浮いてスイッチが空回りしてしまう。ので、パームレスト部分からナットをもぎとり、基板を上手に固定する。同様にナットで、液晶と小基板を固定できるようにねじどめ。
8.アンテナを両面テープで固定。(1つでも大丈夫そう。)液晶と小基板のコネクタをメイン基板に接続して、コネクタをねじ止め。ここでACをさし、電源を入れ、ちゃんと動作するのを確認する
9.(3)で分離したプラスチック枠をパテで本体側のボトムケースと接着する
10.液晶とフロントカバーをプラスチック枠にはめる
11.ノコで気になるところを切る。
12.余力があれば、軽量化のために不要そうな平面に穴を開ける(今回はなし)
13.回転ヒンジがあった部分に幅広の薄いテープで橋を作り、パテで穴を埋める
14.はみだしたパテをやすって整える。その他の部分も、やすりで形を作る。
最後に塗装しておわりです。想像できました?

「取っ払う」ばっかりなので、軽くなります。もともとの重量は1.7キロありましたが、さくっと1.3キロ台を達成しました。軽量化は基板や液晶が軽いことが絶対条件ですが、この機種はそれをクリアしていたので、簡単に軽くなります。
薄さは、パームレストがなくなるのと、液晶のトップカバーの金属板がなくなるので、けっこう薄くなります。ノギスがないのでわかりませんが、厚みは1インチちょうどくらい。ボトムケースの面取りの効果もあり持ちやすく、片手で十分軽く感じる密度です。
そして、ピュアタブレット好きには一番重要かもしれない、ソリッド感が出ます!

同好の士はほとんどいないと思いますが、興味があればThinkpad X41tとか、最近価格崩壊してるようなので、いい出物があればゲットしてトライしてみてください。

(塗装前は生々しい)

2010年2月9日

道具道2010のテーマ決定

2009年は、システム構築の名の下にいろんなところにちょっとずつ散財してきましたが、ちりも積もれば山となり、ちょっと整理を考えています。まだまだ価値のあるモノたちなんですが、ちょっとずつ要求とあわないモノがたまってきてしまったので。整理して、要求にあうモノを手に入れよう、というクチです。

道具道、前はsite.homeやsite.kazhという名前でやっていたんです。
WEBとローカルが一体になった、自分のための環境のデザインと、他者へのアウトプット環境のデザインを趣旨として、2000年頃から。あの頃はブログもなかったから、ちょっと尖っていたに違いない。きっと。
今やアウトプットはほとんどブログで十分になったし、WEB環境は最高に充実しているから、今開発するメリットはあんまりなくなって、再びローカルにスポットがあたったのが去年。ローカルをVPNで仮想化して、様々なセグメントの機械の環境を統一して、ユビキタスでアクセスするという内容の計画が道具道2009の筋書きでした。

要件として、ひとつには、やはりタブレットPCのエクスペリエンスは外せない。
それと、Windows 7。Vistaの時に文字入力がよくなったと書いた気がしますが、7が登場した今となってはVistaの文字認識能力はXP+くらいだったと感じるくらい、7の文字入力は整っています。例えば、文字を選択して入力パネルを表示させると、その選択部分の文字があらかじめ入力パネルに入れられているし、そのフォントはちゃんと手書き風になっている、という具合。大変にすばらしくて、もうマイクロソフトに惚れてしまいそう。
もうひとつには、大容量ストレージの要求。シンクライアント、サブタブレットとして、CFを使った似非SSD時代からいろいろなSSDに手を出してきました。SSDが悪いわけではありません。SSDの、状況の変化に強く性能が安定して良いという特性は、間違いなく一時代を築くでしょう。今回の要件としては、それとはべつのところなんです。シンクライアントはサーバーあってのもので、じゃあサーバーは何がいいのか、という例の話になるわけです。
クラウドの環境も構築中ですが、なんかうまくいきません。インターネット越しの通信になると、VPNサーバーが応答がありませんとか。ポートをあけるといっても、それを出先のネットでできるのか/やっていいのかという根本的な問題があり、いつでもどこでものクラウドにはちょっと届かなさそうな具合です。
ではポータブルHDDは、と考えた(こっちの方が時間軸的には前ですが)のが、PCのトップカバーとか裏とかにベルクロテープを貼って、ポータブルHDDをPCと合体させてみた。これは一時うまく機能していたけど、次第にそのインテグリティの悪さにいらいらが募って、よろしくない。ヒンジにもいらぬ負担がかかり、ただでさえ心配なタブレットPCのヒンジにも必要以上の負荷をかけることになる。もし内部に1.8inch SSDとリムーバブル2.5HDD(2.5インチiVDRでもいいが)が入っているPCが出たら、それはかなりとんがっていてよいと思うけど、まだそんな機種をみたことがない。ていうか、きっと、そんなもの出ない。
それもだめなら、SONYのFSV-PGX1か、とまで考えたけど、やっぱりそれは違う。容量の問題もあるし、電池が切れたらどうすんだ、という話もある。それに、ちっとも小さくないし軽くもないので、目に見えないからといって気にならないわけではなさそう。
そこまで考えたときにはたと、結局問題になるのはモバイルのときのデータであって、机に座っているときはデータがどこにあっても関係ないんだ、と気づいて、じゃあノートPCにサーバ立てて、でっかいディスクと便利なスクリプト入れとけばいいんじゃないか、という結論に達した。
この路線は、きっと合っていると感じていて、それ用のソフトも書いて動かしてみて、実感している。まだWindowsだけだけど、WEBサーバも立ててiPhoneからもいろいろできるようにしたい。Macからもデータにアクセスできると、少しくつろげる。
そして、この4点~タブレットPC、Windows7、高性能&コンパクトハード、自作ソフト&サーバウェアの充実~を軸に、道具道2010の年間計画にしました。

2010の計画に立つと、2009の計画~ミニノートを常時携帯+クラウド路線~はあかん、という結論。今のところ、目標をかなえるPCはX200 Tablet。というか、散財するのはX200t以外には金ではなくて時間ということになりまして。時間を散財するためには金が必要と言うことで。ミニノート自体が悪いわけでもなく、悪いのは道具欲かと思います。モノには罪はありません。快適に使えてきたものですから、他の人にも価値があるでしょう。というわけで、出品するに至るわけです。

とかいいながら、リカバリー作業とか、写真の撮影とか、梱包とか、配送の手続きとか、なかなか手数があって大変です。早速時間を散財しそうな気配。出品する人はよくやってるなーと思います。商品化の準備が整ったらこちらでもお知らせしようと思います。スタートは低くしようと思うので、のぞいてみてくださいね。

~余談~
世間的には、2010年は電子書籍元年となることが確実視されています。出版不況の中iPadは救世主になるのかとか、電子書籍時代を生き残る、みたいな記事がNIKKEI.NETにたくさんたくさんかかれています。ただ、2011年が電子書籍2年になるかどうかは、不透明ですね。
前回に考えたとおり、iPadは受動的、消費的読書装置になることが世間的に運命づけられています。コンテンツのオープン化は、あり得ないし、あってはいけない。雑誌をスキャンして読み込む(ネットでは「自炊」というらしい)のは一般社会生活を送る人には不可能なので、そういう人が金を出し、そのサービスを出版社、印刷業者、書店すべてが参加して請け負う、というのが電子書籍時代の正しいエコノミーだと思います。だから、コンテンツホルダーとして出版社だけで権利を握るのではなく、今まである膨大な書籍の電子化を書店に許可すればいいんです。学術書、古書、グラビア、ファンタジー、雑誌や文庫といったジャンルそれぞれに特化した店構えを書店はしてきたはずなわけですから、その膨大な資料をスキャンするということに、もっと金を出して権利も与えるべきだと思うのです。書店には、本を売るだけでなく、保存するということについても仕事をしていると思うので。だから、iPadのコンテンツホルダーは、出版社だけでなく書店、印刷業者、株式会社、有限会社、個人事業主も簡単に参加可能な形態にすべきだと思います。(理想的にはならないもので、なるようになるわけだけど、ビジョンなき経済活動をするよりは、ビジョンをもって損をする方がJapanは強くなると信じている。)
閑話休題、電子書籍元年の2010年の、iPadが発表されたこの年のテーマがTabletPCかよ、という向きも居られると思いますが、僕がX200 Tabletを求める理由は上述してきたように、活字消費装置ではないという位置づけにつきます。僕にとって「読む」ために必要なことは印をつけることとしおりを挟むこと、そして図書館を歩き回るようにコンテンツを見つけることです。それにはiPadではだめなんです。IPS液晶はきれいでしょう、でもX200TabletもIPSです。駆動時間は集中力が続く以上に持ちます。重量は2倍以上ありますが、体力以上に集中力がないので大丈夫です。(ていうか、今まで1.7キロのタブレットだったしね。)前回の投稿の繰り返しになりますが、本を読むことが消費行為だと思う人は、iPadにすると絶対ハッピーでしょう。学生の教科書に採用する動きもあるようですが、これはおもしろいでしょうね。それ用のソフトもベンダーが作るはずですから。それで、僕は「jpegを固めたzipファイルをブラウズしつつ書き込みをするソフト」をApp Storeで\4800で販売してもうけるか。うん、Objective C++をできるようになって、もうけようと思います。

そのためにも、時間を散財しよう。

iPaqとかiPodとかiPhoneとかiPadとかいいながら、結局、Lenovoに戻ってきてしまいそうな私なのでした。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。ぜひ感想、コメントを残していってください。

2010年2月2日

テストもかねて

アマゾンのアソシエイトに行ってみました。
商品がたくさんあって、その中から紹介したい商品を選んで…というスタイルなんですが、たくさんありすぎて、眺めていると物欲が・・・。悲

とりあえず、うちで使っているホビールーターとハンドニブラーがあったので、テストもかねてのっけてみます。
ホビールーター

細かい穴あけや切断、さび落としや艶出しなどの研磨等々、多方面に使えて便利ですね、最近は自作iPhone車載マウントを削るのに使いました。女性はこれでつめを磨くとか。すごいですね。
このメーカーのは安くて小型だったので、ガラス細工とかにはあんまり向いていないかもしれません。パソコンの工作にはこれで十分。

ハンドニブラー

知らない人も多いと思いますが…鉄板を切る道具です。鉄なら1mm、アルミなら2mmくらいまで、爪切りみたいな要領でばちんばちんと切っていきます。キーボード自作作戦で鉄板に穴あけをするのに買いましたが、握力がきたわっただけでした。笑
この道具がないと鉄板の穴あけは難しいので、興味のある自作erはこの機会に見てみてください。

とか、一応それっぽく書いちゃったんですが、興味のない人には興味ない内容でした。ごめんなさいm(_ _)m