記事の更新は少ないです…が時々コメント欄で話題を広げていたりします。楽しいコメントをいただければ嬉しいです。
(返信できないかもしれません。ご了承ください)

2009年12月26日

年末の大掃除

研究室の大掃除。ひとりで。

あらためて、道具類の性能維持=メンテナンスの大切さを実感した。

研究室のネットワークもあらためて見直した。イントラサーバがない我が
部屋では、ハブは上流への繋ぎ役でしかなく、よく何年も故障なくやって
いるな、と感じる。

キャビネも、あるのに使われていないのが多数あり、ガンプラとか埃とか
が鎮座しているのがまた多数。来年はキャビネを使おうと思った。

極め付きは、エアコン。床に設置して、循環水を熱交換してエアフローに
するタイプの。あったまらないので有名だったんですが、理由がわかっ
た。
下側から吸気する時のフィルターが、、、
埃とか何とかがつもりに積もって凄いことに。速攻で外にゆき、叩きま
くった。笑

とまあ、よくノーメンテで持つなあ、と思うと同時に、メンテナンスのわ
かり易さ、メンテナンスをさせる気になるデザインが大事だなあ、と思っ
た一日でした。

2009年12月23日

そういやVPN

イントラ的クラウドを実現するため、VPN構築中。

WonderREXつくば店オープン

とりあえず、並んでみた。
オープンは、18日。
開店までに250人並んだとか。
道具道的おもしろグッズとしては、2400台しか売れなかったという
ワーズギアがチョー高値でならんでたところ。もちろん、昨日現在、大絶
賛売れ残り中。お店の人が考え直して3980円とかになったら即買い
ですな。
お買い物としては、オープン記念のネトブhpmini1000をゲット。ssd8GBモデルだったので、速攻でhddに換装&リカバリー。レノボのs10-2@3セルバッテリより短辺が短いのと、お洒落センスでhpの勝ち。
この機種はsandiskのpssdを使っているので、これの大容量のがゲトできれば良いのだが、ネットでは全く見つからなかった。なので、マッハドライブ@IODATAかなあ。

2009年11月20日

事業仕分けする視点

国民すべて、すべてとは言わなくとも、ほとんどの国民に国際競争力や生活の改善能力があれば何も文句は言わないけれど、そういうわけじゃない。
国民目線とはいうけれど、民主党目線になっているような気がしてならない。

事業仕分けの本来の目的は、無駄な助成金の削除であって、予算の確保ではないはず。仕分けはそれぞれの立場の専門的な視点からの意見を取り入れるべきであり、現在の政治主導の仕分けは結局の所、政治家の視点、つまり予算の算段としかなり得ないのではないだろうか。

科学にしろ教育にしろ、共同体になって活動しているものを、滞ってしまうと歴史ごと失いかねないものをざっくりと止めてしまう判断には、あまりに乱暴ではないか。
と思う今日この頃。

2009年11月13日

Windows7化完了。(Vistaの想い出)

初回限定のWindows7の3ライセンス版をゲットし、デスクトップ2台とHP 2710pをアップデートした。

評判通りの速度、さしあたり不具合もなく、快適に動いています。特にデスクトップは初体験の64ビット版にしてみましたが、認識されないデバイスもなく、動かないデバイスもなし。拍子抜けです。
気になることといえば、2710pのバッテリー駆動時間が前にも増して短くなった気がする。最近電源つけっぱなしで運用していたので、劣化したのかもしれないが、ACPI周りの調整はまだまだこれからかもしれない。

どちらにせよ、Windows7はユーザーにXPに戻ろうかと迷わせる必要のない、すばらしい体験をもたらす新OSであることは決定的だ。

Windows7のリリースでやっと、OSのバージョンアップの区切りがつくだろう。徐々に旧OSの利用者が減り、新OSユーザーは旧OSの評価を結晶化させる段階だ。

Windows VistaはXP全盛期の頃、新しいSQLベースのファイルシステム…「WinFS」やGPUを活用するDirectX10ベースの「Aero」など、ユーザーエクスペリエンス以外にも刷新が行われるはずだった。しかしふたを開けてみると、あれは無理、これはだめ、注目され報道されていた機能がだんだんと縮小したり削除されたりして、エアロだけが残ったような印象をうける。結局見栄えだけの変化か、と思われてしまったのが、Vistaの悲しい人生だった。
Vistaを使わない人にとって、Vistaは捨てられたOSだ、ととらえているだろう。ただ、Vistaを使った人は、なぜそんなに嫌われるのか理解に苦しんだはずだ。遅くもない、見栄えもよい、ブラッシュアップされている機能もある。Vistaはその部分のアピールと実装に失敗し、さらに悪いことに、チューンアップをする前の段階で世に出てしまった。新機能が詰められていった焦りがVistaの早産を起こしたのではなかろうか。

ただ、そこまでクリティカルな用途で利用する訳でもない自分にとって、VistaはいいOSだった。友達とファミレスで打ち合わせをするのに、サスペンドから30分経っても起動しなかったとかいうのも、いわば思い出だ。そういうのをなんとか解決しようとした日々。そこに何も感じなければ、ユーザーインタフェースなど何も学ばなかっただろう。

マイクロソフトは1回おきに「よいOS」「悪いOS」を交互にリリースしているという笑い話がある。WindowsMEがだめ、XPが良い、Vistaがだめ、7がいい。ただ、ダメだというOSであっても、それが仕事の道具としてどうなのかという視点にとってダメと映るのであって、学びの道具としては良い面もある。そんなことに気づかせてくれた、愛すべきVistaだった。

いつかクラウド全盛の時代が来て、不具合の責任がサービサー側に完全に委譲してしまった時代に、Vistaを引っ張り出してみたいなぁ。セブンでもいいけど。今DOSマシンでワープロ・表計算環境作れって言われるような感じになるかなぁ。

2009年11月12日

Windows7 on 2710p

Core 2 Duo 1.20GHz, 12.1インチWXGA画面、32GB-SSDの2710pで、Windows7は快調に動いている。
いろいろ、標準添付ソフトもいたずらにアップグレードされている。ペイントなんかも、リボンインタフェースを手に入れてしまって、曲線も引きやすくなったんだが、相変わらずなんに使えばいいのかわからないのは面白くて笑った。サウンドレコーダーはVistaのものと同一だ。あまり設定範囲は広くない。できれば他のソフトを使った方が良さそうだ。それと一部の理系の人たちがもし一部のペンタブ付きコンピューターを利用している場合、「数式入力パネル」は神アクセサリかもしれない。
MVPは拡大鏡。すごいことになっている。マルチディスプレイ対応が完璧すぎて、怖いくらいだ。

次にネガティブな面に。まず気になったのは、「付箋」が最悪化していること。ペンでメモできるのに、その内容をセーブ・コピーペースト一切できない。テキストはコピペできるのだが、インクは捨てられる。タブレット端末のサポートが不完全だ。

それと、WindowsUpdateが勝手に再起動問題もいまだ健在だ。そして、この記事を書いているわずか5分くらいの間じゅう、時々、タスクバーのアイコンが一瞬白紙になり、すぐ戻るのを繰り返している。これが非常に気が散る。裏でWindows Updateが動いているのが原因だろうか。ずっとこうだったら…いや、考えないことにしよう。笑

その路線はいいかもしれない。

ウィルコム網+XGP(都内限定)+DocomoのMVNO

弱い部分を補って、なんとか保ってほしい。
でも、携帯電話にもいえることだけど、そろそろターニングポイントに差しかかっている、と思う。
回線がどことかじゃなくて、端末がどうかという点と、ブランド力の点。

今回のハイブリッドW-ZERO3の端末力は未知数です。Windows Mobileでかなめくり入力する(しかできない)部分の出来、Windows Mobile 6.5のタッチインタフェースと端末のマッチング、それに日常動作をしっかり行える完成度など、実機がなければ検証できないため。来年1月とのことですが、延期してでも是非よいものを。ソフトバンク嫌いな人が満足できるような。っていうかむしろ、Willcom×androidくらいやってもらいたい。

そして、MVNOはいいんだけど、集客力としてのブランド力には問題が。「ウィルコム=PHS=ピッチ=圏外ばっか」というブランドイメージがいまだに生きているのが驚きだけど、今回DoCoMoの回線を使うことで、その心配はもういらない、と必要以上にアピールしていく必要がありますね。その点、Disney Mobileはもうかってるんでしょうか。

ウィルコムの中の人、がんばって!

2009年10月31日

新Macbook のMagSafeコネクタ

Macbook Air風の、ケーブルが横から出るタイプのものになりました。

今までのコネクタ(ケーブルが垂直に伸びるタイプ)のものはコネクタのケース部分に「つまむ」ことをアフォードする要素がなく、誰もがケーブルをつかんで引っ張った結果、ケーブル被覆が破れて故障が多発する結果となりました。<br>
本来は「誰かがケーブルに足を引っかけるケース」を想定して開発されているので、ケーブルを引くとコネクタが抜けるという挙動は正しいのですが、毎日ケーブルが引っ張られるとは思わなかったんでしょう。
 ちなみにアップルでは、そのコネクタの正しい挿抜方法として、プラスチック部分を押す、または上側に引き上げることで電源ケーブルを外すことをウェブページ上で推奨しています。

ユーザーのメンタルモデルとして、電源ケーブルはコネクタに対して垂直に抜かなければ故障してしまうと考えるもの。旧MagSafeコネクタはその点ダメでした。

新MagSafeコネクタはMacbook Airの薄型化にあわせるように設計された感じでしたが、手で挿抜するためのデザインとしてはこちらが優秀ですね。
ただ、先の「誰かがケーブルに足を引っかけるケース」のフェイルセーフとしては、どうなんでしょうか。もうすこし、コネクタのケース部分に角度をつけておいたほうがいいような感じです。

Apple Wireless Keyboardの中の人が変わってた件

新iMacに標準搭載されることになったbluetoothワイヤレスキーボード。今まで発売されていた物とは別物みたいです。外見はほとんどそっくりなんですけどね。
 キー配列は、全く同じです。サイズも同じです。<br>

 変わった点というのは、旧キーボードは電池が3本必要だったのに対して新キーボードは電池2本。たしかに、ほとんどのbluetooth対応機器の電池が2本だったことを考えると、3本直列というのは、ちょっと変でしたね。重量は、電池1本分軽くなっているんでしょうか。

 そして何より、気になるお値段6800円です。旧キーボードは10800円だったので、4000円近く値下がりした計算です。最近Bluetooth対応製品の値下がりが相次いでいますが、需要が増えてきたんでしょうかね。

2009年10月29日

「「蓄電池」と呼ばれるバッテリー」?

NHKのWEBの記事なんですが、
http://www3.nhk.or.jp/news/t10013452731000.html#<br>

おもろいなぁ。きっと若い記者が取材したんだろうなぁ。

ビートルズが新しくなるわけだ。

新しいリンゴ

見てきた。新Macbook(Unibody).

パームレストが一体形成でいいんだが、つやつやしていて、手汗をかく人にはしんどいかもしれない。でも気になる人も、薄いフェルト的なシールを貼ることで回避できます。

重さ感は、曲面加工のこともあってか取り回しが楽。ユニボディで電池内蔵のせいか、ぐらつきも軋みもなく、持ったときのバランスは非常にいい。旧Macbookよりも長持ちしそうな感じがする。

裏面のネジは、報道に使われた写真ほど気にならなそう。たしかに、液晶側を下にしてラバー面を真上に向けることなんてほぼないし、ユニボディ構造でありながら自分でメモリを替えられるというメリットはありますね。

写真とってくればよかった。

○○・ショック

任天堂がDSi LLを出したのは、ターゲットの拡大ですよね。でも一方でアプリは不振らしく…箱物は作ったけど開店休業状態では、ですよね。高齢者向けDQ9の準備はしているんでしょうか。

ハードウェアとしてはバッテリ駆動時間と画面・本体のサイズがポイントですね。画面が大きいので、縦持ち読書ソフトとかコンテンツビューアーとしては最適ですね。

ライバルはiPhoneでもPSPでもなく、Nintendo DSそのものかと思われます。メディアに出て、ソーシャルなソフトを出して盛り上げつつ、とか、ゲームがダメなら実用ソフトとか…。

Googleの天然っぷりは

ネットワークの頑健さがなければ成立しないです。

よく、プログラミングの変数とか格納とかの基本的な仕組みを説明するのに、冷蔵庫に象を入れるとかいうたとえがありますが、今の、これからのクラウドネットワークサービスを支えるには、相当の大きさで、相当の信頼性のある冷蔵庫なんじゃないでしょうか。

と感じるのは、Androidのすべてのサービスを3Gネットワークでやろうとしてるところに無理を感じるのです。Android 2.0ではカーナビアプリを標準添付するとか。ただでさえ細い道での人身事故、幹線道路の渋滞を引き起こしているカーナビなので、バージョンの低いうちは使いたくないなぁ、というのが予感です。

2009年10月28日

新iMac, Wireless Keyboard標準添付から邪推!

もしかしてもしかして、

待ちに待った、

iPhone/iPod touch 外付けキーボードサポートだろうか!?

期待期待!

2009年10月27日

Windows7ファミリー。取り寄せ?

石丸にあったからレジに行ったら、しばらく探した後「取り寄せします」って言われたけど、
できなくね?気づいたら、どこのショップにもないよ?

返金即オークションが最善策かなぁ。

帰りに寄りまーす。

古い考え方の人が。

常識的に考えて、10月21日に新Mac出したのは、みんなにWindows7じゃなくてMacを買ってもらおうとしたわけじゃなくて、上級者が大勢買い換えるから新機種だしたってことだと思うんです。Windowsも動くんだし、ソフトは上級者ならいらないし。

きっとMacはWindows7人気に乗じてシェアを増やすでしょう。
アンケートで
Q 「所有するコンピューターのOSは?」
A Windows 7

Q 「所有するコンピューターのメーカーは?」
A Apple
なんてこともあるかもね。

蛇足でした。

2009年10月26日

Windows7予約!

HomePremiumのファミリーパック(家のPC3台までアップグレードインストールできるやつ、1ライセンスあたり8300円)を予約してきました。

指導会終わったらアップグレードします♪

2009年10月24日

データの寿命

ソフトウェアは、バージョンアップという形で脱皮して変化していかないと、淘汰されてしまう。<br>
ソフトウェアには、寿命がある。それはハードウェアよりも長いときもあれば短いときもある。同時に、データにも寿命があることを示す。
文明にも寿命がある。政権を替えたり、政策を変えたりして変化していかないとやっていけないのだ。地球資源というハードウェアが枯渇してくると、ソフトウェアはエコだとか省資源化を進めることになる。
文明とソフトウェアの違いはデータの存在だ。
認知主義的には、知識や記憶は脳の中にしか存在せず、それそのものが一体として外に出ることを想定していない。文化主義的には、知は分散していて、その共同体としてある活動を支えている、とする。コンピューターにとってデータはほとんどの場合自分の中にしか存在させない。だが、それを成員同士で共有しあうことで、ある成員のデータがダメになっても補うことができる。それだけでなく、誰かの知が他の成員にとって有効に働くこともある。RAIDではなく、成員間でデータを共有しあうことができるシステム、ERPよりももっと自由にそれができると、おもしろいかもしれない。名前をつけるなら、ネットワークRAIDってことになるか。

Adamo XPSに恋する5秒前

伊達に「愛」(Adamo)を名乗っていません。

愛までには及びませんが、恋はしかかっています。
往年の、Sharp Mebius MMシリーズを思い起こさせる薄型デザインです。メタリックな外観。いいところでは画面は13インチ。ダメなところのバッテリが2.5時間というところまで似なくてもよかったのに…と思うのは誰しも感じるのではないでしょうか。

しかし、人は短所が愛されるという言葉もあることですし、これから始まる薄型競争、Adamoに健闘してほしいところです。エリートなビジネスマンの方はサクッと広告をチェックして、そして電車の中であのかっこいいヒンジを開いている姿を見せてください。

2009年10月22日

Windows7にしますよ。

断然セブンです。

3台以上PCがあるので、ライセンスパックがあったので、それがいいかも。<br>

ただ、インストールが面倒なので、すぐには買いません。今更WindowsXPの不便さに戻るのはあり得ないし、Windows Vistaだってかなり早くなってるし、今セブンのRCが入ってるPC(タブレットとネットブック)はそのまま7HomePremiumに新規インストール、という形になりそうです。
インストールのつまらなさについては、もうちょっと改善してほしいなぁと思うんですが。

それよりも、新Macbookに…ってのが本音ですけどね。それで、iPhone+iPhoneアプリで環境作り。
せっかくのセブンも、ノーPCエリアでの情報システムが多い今時、WindowsMobile 6.5のせいで台無しですよ。

2009年10月21日

新しいMacbookが、新しいデザインで登場!



噂通り、新Mac、発表されましたね。
新Macbookはやーーーーっと型番が新しくなりました。素材はポリカーボネイトのままガラスマルチタッチパッドを搭載しています。バッテリはLiPoでユーザー交換不可。水銀を使わないLEDバックライト。ユニボディ。NVidia 9400MとDisplayPortの搭載。このあたりの変化は、現在のMac全体のデザインにMacbookが追いついた形になります。

iFixitの分解記事によると本体下部はゴムで覆われた金属製のようで、気になるのは廃熱。本体サイズが大きくなっているようなので、熱には余裕があるのかもしれません。もう一つ気になる点としては、ゴムのボトムカバーはネジで固定されています。これは…アップルらしくないデザインでした。きっとサードパーティーから、これを目立たなくするグッズが出てくることでしょう。

なにはともあれ、一番のポイントは
値下げです。今までのMacbookでは、現在のアップルのデザインをフル活用できなかった。デザインの進歩に取り残され気味だったんですね。
お手元のコンピューターを最新のMacbookにすると、SnowLeopard、Cinema Displayなどのプロダクトを使って最高の体験ができるわけです。このコストを下げてくれたのは嬉しい。正直、What's newのなかったiPod touchの値下げより、Macbookの値下げのほうが嬉しいと感じます。

ま、明日はなんかの発売日だった気がしますが、それを機にパソコンを買い替えの予定ならば、この新macbookでWindows7にすればいいんじゃないでしょうか。


ただでさえ値下がりしたMacbookですが、学生さんと先生、PTAの役員の皆様には学割もありますよ!もれなく1割引です。
お求めは、↓に表示されるGoogle先生から!

2009年10月19日

暗い雲

「データの消失、紛失に対しては一切の責任を負いません」

ローカルで保存するのとリモートで保存するのとでどちらが信頼性が高いかといえばリモートなんですが、リモートの信頼性が100%というわけ、ではないです。それから、論理エラーは依然として起こりうる。ヒューマンエラーも。

問題は、ローカルにあればどこか自分に責任があると思える依り代があるのに対して、クラウドでは全くない。ので、結局EULAで定義しないといけなくなる。「一切の責任を負いません」とか。
コンピューターは自己責任という言葉が今までは通用したけど、クラウド時代ではいったい責任はどこにあるんでしょうね。そこまでクラウド(ぼんやりしたもの)にしなくていいのに。

壊れるときは音を出して壊れるローカルのほうが安心できる僕はオールドタイプですかね。

2009年10月14日

3人寄れば

かしましい。

コラボレーションがうまくいくためには、言葉を媒介にしてやりとりをしていく必要がある。その結果、(いい意味で)かしましくなるのか、無言になっていくのか。

個人的には、無言になることが多いと思っていたが、文化外からの思わぬ観察があった。
留学生のかんくん曰く、日本人はけんかすると黙ってしまう。中国では、自分の意見をがんがん発言する。日本人のそういう態度は、最初は理解できなかったけど、今ではなんとか慣れてきた、とのこと。

考えてみると、そういう場でコミュニケーションがとどまってしまうことは、話が発展しない。個人の閉鎖系の思考が再保護されるだけで、個人の枠を超える何かが生み出されたりはしない。論議の中で、相手の思考を保とうとすれば、活発なコミュニケーションは成立しない。

議論を活発に保つためには、自分と他者のバランスを保つ必要がある。その認知の柔軟さが影響するだろう。議論の苦手な人は、相手のことを尊重しすぎているのかもしれない。それと、自分が何か言ったら相手との関係が変わってしまうのではないか、と思っているかも。いわゆる「遠慮」ですね。

3人よれば文殊の知恵、ということわざがある日本では、一方で遠慮深い文化をもっている。とても興味深い出来事でした。

2009年10月5日

あちらを立てればこちらが立たず

Windows Vista Ultimateが16999円で売っていたよ。激安だよ!
でも、みんなもう見向きもしないよね。

そんなWindows7のパドックの盛り上がりの裏で、BLESSが閉店。
本業の競馬が、売れてない。儲かっていないんですね。

いや、難しい。Vista Ultimate 買おうかな。

2009年9月8日

「やったぁ、数字が増えるよ!」…だから?

Willcomが、WM6.1に引き続いてWM6.5の端末を開発中だということです。
数字が増えるとがらっと変わっていてイチから楽しめるよ、という好事家の皆様には、たまらないと思うのですが、「やったぁ、みんな、数字が増えるよ!増えるときっといいことがあるよ!」というその他大勢の期待を裏切り続けるウィルコム(発の端末)だけに、我を忘れて盛り上がることができません。

WM6もiPhone OSも利用している身として…
OSだけじゃあ、WMは勝てません。WM6.5になったとしても。
作っている方には申し訳ないのですが、端末とOSの相性が悪すぎて。どこが?ハードウェアとミドルウェアがひどくて。例えば?Today画面に戻るのにどうして15秒もかかる?勝手にアプリケーションが切り替わるし!タッチパネルとホールド機能は双子みたいなもんなのに、ホールドスイッチがチャチすぎる!・・・いくらでも、挙げればきりがない。

文字入力が片手で素早くできる?誰かと話しながらでも操作ができるようになる?メールが送りやすくなる?ウェブがちゃんと見られる?長電話が快適になる?頻繁に出るダイアログの、豆粒サイズの閉じるボタンを押す必要がなくなる?
一番改善してほしいのは、設計が悪くてタッチパネルごと親指で画面ごと穴を開けたくなる衝動を抱かずにすむことですよ。ほんと。

「数字が増えて新機種が出て、何かいいことがあるんでしょうか。どうせないんでしょ?」
裏切ってくださいよ。ほんと。

2009年8月31日

Macの生きる道

よく考えると、Appleは
その社名からコンピュータの文字を外したあたりから、ネットブックメーカーだったような気がします。安くはないけど、プロ対象のモノでは、なくなっている。

ネットブックとちがってAppleのすごいところは、ソフトだけでなく、ハードウェアがSaaSに近いこと。
Googleが不要というわけではないけれど、MobileMeという強力なサービス基盤があり、さらに本体も、Appleのサービスが動くためだけに出来ている。そしてハードウェアは、モバイルにはiPhone、リビングにはAppleTV。机と鞄にはMac。
タブレットMacだけでなく、新しいAppleのプロダクトラインがこんなにも待ち遠しいのは、コンピュータのデザインをオフィス中心の設計から、幅広いフィールド〜ライフというのにふさわしい〜に広げてくれるんじゃないか、という期待にほかならない。

タブレットMacの出来によっては、もう家ではPCである必要がなくなるかもしれない。
かつてソニーが家のAV機器を独占したように、Appleが情報家電で必要不可欠になるようになるのかもしれない。
盤の上には、既にそれを実現するためのラインが揃いつつある。

問題は、ソニーがそうだったように、それが出来たからということに意味を与えられなければ、ライフスタイルは続かないことだろう。ブランドを身につける喜びだけでなく、スマートに情報のある生活を作り上げられるライフスタイルの追究、その道具としてのプロダクトだけがリリースされるべき。

2009年8月21日

富士フイルムがやってくれた

3Dカメラ。初体験してきましたが、すごすぎます!
その場所を切り取ってくる、という感じ。
あたりでその評判がにじみ出ているかもしれません。

立体に見せるには、同時間の右左の目の画像を記録して再生すればいいわけです。
そのため、カメラには2つのレンズと、左右の目に違う映像を映すことができる3次元液晶がついています。

普通の液晶で立体に見せる「ぷるぷる立体視」で、立体写真の威力を紹介しているサイトがあります。

最近のカメラの写りはきれいになりましたが、ほとんどの写真は立体感のない、のっぺりした写真が大量生産されます。1眼レフのテクニックで、背景をぼかすとか、被写体を浮き立たせるように見せる方法もありますが、やはり平面は平面。背景と被写体でコントラストをつけるとか、消失点を残すとか、うまく見せるためには利用者の撮影技術に依るところが大きかったわけです。
 ところがFinepix READ 3D W1では、半ば強制的に、誰が見ても立体感のある映像というのが再現できる。しかも動画に対応しているんです。立体動画です。

百聞は一見にしかず、ここで文字数を増やしても、このカメラのすごさは伝えられません。
店頭に見たこともないゴツいカメラがあったら、「かっこわるい」で切り捨てないで、ぜひ起動してみてください。電源ボタンを押すと、飛び出す映像がお出迎えして、そのまま立体の世界に誘ってくれるでしょう。

2009年8月14日

iPhoneの画面が破裂

Appleのユーザー対応は、前からいつもイケテナイです。

 iPhoneの画面破裂の前にも、古いPowerbook のヒンジ問題、iBook G3のGPU熱故障問題、Powerbook G4のキーボードが溶ける問題、iMac G5やMacbookの突然死問題、iPod nanoのバッテリ発火と山ほど問題があるので、今回の問題も正直またかという感覚で見ていますが、それぞれ対応がまずいですよね。
 僕が実際に経験があるのはiBook G3のGPU熱故障問題ですが、これは幸いなことにリコール対応になったので、無償交換を1度してもらいました。しかし、別に基板に対策が施されたとか、そういうわけじゃないんですよ。だから、じきに壊れるってことですね。ちっとも安心できない対策です。

 今回のiPhone破裂の件は、おそらくですが、iPhoneの最底部にあるバッテリが外部の熱や衝撃によって異常に膨張させられた結果、基板→液晶→表面強化ガラスと圧迫させられ破裂したのではなかろうかと思います。iPhone 3GSの発熱問題はすでにgizmodoなどによって報告されています。一部の保護ケースが原因で熱がたまってしまうという見方もありますが、それでも車のシートを溶かしたとかいう話を聞くと、設計に問題があるような気がします。

 フェイルセーフというデザインのガイドラインによれば、何らかのトラブルがあってもそれが致命的にならないようにしておくことが大事なんだそうです。車のエアバッグやクラッシャブルゾーン(そこが壊れることで、客席・乗客への衝撃を吸収するゾーン)はフェイルセーフなんですね。
 今回のiPhoneの画面が破裂、というのも、原因がどこにあるにせよ、けがをさせたのは結局の所ガラスの飛散なわけですから、Appleはガラスの飛散防止フィルムを配ったり、製造段階で一枚貼付する程度の対策で、利用者へのガラス飛散による怪我の対策になるわけですよ。(もちろんバッテリの膨張という原因はまた別に対策すべきなんですが、バッテリの膨張は、Appleだけでなくデジカメでも携帯でも起こっていますから、難しいのでしょう)

 日本ではまだ起きていないとか言いだすのは、デザインをする会社の対応としては、きわめて悪い対応だと思うのですが。

2009年8月10日

【予想】iProdの不思議

徐々に輪郭が現れてきたiProdことAppleの新しいタブレット型のウェブコンパニオンですが、そのままiPod touchを巨大化するようなアプローチではないはずです。

1.画面の拡大と入力機構のミスマッチ
 画面が拡大するということは、今のような片手に最適化された入力機構は使えないということです。さらに、タブレットPCがそうだったように、特にソフトQWERTYキーボードは、画面とキーボード面が同じ平面にあると使いづらいはずです。そういう面から、今までの入力機能は単純にはiProdに適していないはず。このために、新しい入力機能を備えているでしょう。
 考えられそうなのは、音声入力を積極的に利用していく形の入力。指の利用は、訂正とか、予測候補を選ぶだけに限るやり方。これなら比較的快適入力ができる反面、屋外や騒音環境下では逆にイライラするかもしれません。適さない場面も想定して、iPod touchのようにキーボードは選べるようになるはずですが…UMPCの扇形キーボード+iPodの指の影に隠れない表現、みたいなものが加わるのでしょうか。持ち方を規定するので、あんまり好きではないんですが。個人的には。
 あとは、もはや完成の域に達しつつある手書き入力です。が、これは(2)で挙げる問題があります。

2.デジタイザ技術と画面の大きさのミスマッチ
 iPod touchの小型の静電容量式デジタイザは片手でタッチするには適していましたが、そもそも静電容量式のデジタイザは、それほど大きくできない点、解像度がそれほど高くない点、そして「指先とそれ以外とを区別できない」問題がありました。大型の静電容量式デジタイザでは、タッチするにも筆記するにも不向きなデバイスです。
 静電容量式のデジタイザの美点は、マルチタッチのほか、筆圧がほぼゼロでいけるというところと、感知する部分としない部分のキワに厚みがいらない、というところ。iProdで静電容量式をやめてタッチ圧があがるようであれば、きっと微妙なことになるだろうな…。というわけで、個人的には、感圧式タッチパネルはナイと思う。
 そうすると、プロプライエタリなワコムの登場になりますが、ワコムのいままでのタッチパネルは薄膜抵抗式だったはず…と思いきや、Reverse Ramping Field Capacitiveタッチというのがあるそうですね。詳しい構成がわからないので、何とも言えませんが…。これでしょうか?
 きっとiProdは薄くて軽くて大きいというラインを死守してくるでしょう。きっと、Macbook Airの液晶画面のみを外してガラスを貼り合わせたようなものになるんではないか、と。(密度の関係もあるし、iPhoneのガイドラインを利用するかもしれませんが。)そうすると、入力機能としてタッチのみにするのかペン入力もサポートするのか、という点だけ考えてみると、iPod touchアプリだけならペンいりませんね。持ち替えの手間を考えても、ペンが無いほうがいい。
 ただ…個人的に期待するのは、サイズのことも考えて、用途のことも考えて、ペンありです。もちろん。

3.画面サイズの拡大と解像度のミスマッチ
 解像度がどうなるのかが謎です。
 iPod touchの解像度は480x320です。いわゆるHVGA(Half VGA)解像度で、その他は対角距離3.5インチ、縦横比3:2、密度163ppiという数字です。密度を保つように8.4インチにしたとして、1152x768です。コンピューター用のパネルの主流が16:9になるようなこのご時世、こんな3:2のパネルなんてあるんでしょうか。
16:9として、1024x576。しかし視野角の面から、ネットブック用のものは使えなさそうな・・・。端的に、12.1インチ1280x800になるんでしょうか。
 入力方法がわからないこともあって、全く予想がつきません。

…次の情報を待ちます。

2009年8月7日

なんか違う、秋葉原の一部の方々

秋葉原に行くときに行く、中央通りに面した、小さな雑居ビルの3階にあるモバイルグッズの店。
そのビルの上には、はやりの耳かき屋とか、そういうのがあるらしく、エレベーターでそちらのお客と一緒になったりするんですね。
そのお客っていうのが、高校生だったり、中年ごろの方だったりとバリエーションがあるんですが、高校生なのに3000円だかのサービス料を安いと言っていたりして、なんか違うよなー、と思ったり。

これがらみで気になる話といえば、どうやらお金を払うと秋葉原で歩くときに従業員の方がご一緒してくれるサービスというのがあるようなんですが、時々漏れ聞こえてくるこの二者の会話っていうのが、なんと言うか、妙に高圧的で。気になります。金払ってるんだから、みたいな…。それが疑似恋愛なのか?

この間の犯罪、月40万近くもつぎ込んだ結果の犯罪だったようですが、なんとなく、予備軍はたくさんいそうな気がします。

雑感でした。

2009年8月4日

Google以外の危機

GoogleがAndroidを本格化することで、プラットフォームが持って行かれてしまうのではないか、という心配はもちろんあるわけですが、サービスが持って行かれてしまう、という問題もある、というよりも、そちらのほうが大問題のような気がします。

たとえば、WindowsMobileのGoogle Maps。 iPhone/Touchのマップアプリ。Googleのモバイルサイト。これらは少なからず端末ごとにカスタマイズされているわけですから、GoogleがAndroidを盛り上げていく中で、他の携帯端末との間に差をつけることは考えられるわけです。他の端末は広告収入を入れてくれればよくて、Androidは広告収入+契約収入が入るわけなので、Androidのユーザービリティが高いほうが、ありがたい。

検索のほうではMSはBingができて好調な滑り出しをしているようですがmsn live全体としてはまだまだ微妙。Appleには検索はないし、mobile meが有料である限り、googleなしにはうまく顧客をゲットできないような気もします。

どんだけGoogleの無料サービスに頼っていたか、いなくなりそうになって初めてわかるデカさでした。

2009年8月2日

ウェブタブレット

Crunchpadを見ていると、タブレットPCは変われるかなぁ、と不安に思う。

タブレットPCはMicrosoftが2004年頃に提唱した、ペン入力ができるWindowsの規格だった。タブレットPCの難点は文字入力の遅さと価格が高かったこと。初代から数世代でほとんどのメーカーが発売を止め、今では一部の顧客用に細々と売られているのを法人サイトで見つけられるのみになった。

しかしペン入力、タッチパネルのイノベーションは、これらの問題点を補うような形で、姿を変えて登場することになる。AppleのiPhone / iPod touchは携帯入力をサポートすることで入力速度を、フルPCにしないことで価格を下げることができた。しかも、今後タブレット型のMacを計画しているとのこと。価格をクリアすれば、これは強烈なインパクトになることが想像できる。
一方のCrunchpadは低価格のウェブタブレットで、Linuxをサポートする。ネットブックの部品を使うことで、価格面は数万円まで下げている。しかし、いまだハードウェアの仕様決定や価格の予想は報道されているが、ソフトウェア面では、初期のプロトタイプで予測なしのソフトウェアQWERTYキーボードが表示されていたくらいの情報しか報道されていないように思う。

この両者はとがっているという点では似ているが、ソフトウェアの完成度という点では雲泥の差がついている。Crunchpadでできることは、もしかすると、iPod touchやiPhoneでできてしまうのかもしれない。そうすると、Crunchpadの敵は、$99から契約できるiPhoneや、$199のiPod touch。価格面は、パソコンに比べれば安いのだが、現時点でわかるソフトウェアエクスペリエンスで比較すると、そんなに安くないのではないか。

逆に、Appleの新製品は例によって全く情報が出てこないが、相当のエクスペリエンスを請け合うだけの実績はマックフリークでなくとも、誰しもが認めるだろう。しかも今回は、入力機構についてiPhoneでのソフトウェアキーボードや音声インタフェースのVoiceOverがあるわけだから、かなりの期待が持てる。MSの提唱したタブレットPCは、ほとんどの人がただのWindowsにしては高い、というものだった。その視点は、もったいない。多くの人が、手書きエンジンとJournalを見出し、タブレットPC専用のソフトを使えば、タブレットPCがすごい可能性を持っていることは発見できた。

こういうガジェットを今までのメタファーで使わせてはいけないのだ。(Wiiにしても。Wiiの中身はGCとそれほど変わりがないが、OSとインタフェースを変えることが重要だった)ユーザーに今までのメタファーを使わせないようにするのは、メーカーの工夫だ。iPod touchはiPod シリーズではなくて、iTouchとかNewtonとか、別ラインとして売った方がよかった、という話をしたことがあるけれど、少なくともMac用のソフトは動かせないとか、あるいは動かせるにしてもMade for iTabletとかの認証をつけるとか。または名前を変えるとか、インタフェースを制限するということが大事(これはAppleTVにあてはめて考えてみてほしい)だ。

マイクロソフトはWindowsとそれに乗っかるOfficeしかない、という思いこみが、ラインアップの幅を狭め、失敗を生んだ。そうならないためにも、Appleはあたらしいウェブタブレットを何として売り出すのかについて詰める必要がある。

Crunchpadは、敵が誰なのかを確認する必要があるだろう。敵は$99なのか、$499なのか。

2009年7月27日

これはピュアタブレットPCに好適かと

まずは見てください。
http://www.gizmodo.jp/2009/07/blackberry_5.html

どうですかね。ちょっと高い?
サイズ的に、片手で打てたらいいんですが。iPod touchサイズよりも一回り大きいようなので、片手・立ち姿勢のデバイスではないのかも・・・?

モノにさわりたい人は、秋葉原モバイルでも展示・販売していそうです。

いやー、気になります。

2009年7月26日

次世代ipod touchとnanoにカメラが付くとか何とか。

※完全に妄想状態です。

カメラがついたら、ジオタグとか、Google Mapで場所を表示しちゃうとか、したいでしょ?
でもさ、Touchとかnanoにカメラ付く…っていったって、撮れるけど、どーせGPSとかないんでしょ?特にnano。音楽プレーヤーなんだから。

超意表を突いて、Touchは通話はできないけど通信はできるWiMAX内蔵とか。そんで、XGPも対応とかとか。(←我ながら、あり得ないな)

やきもきやきもき。

2009年7月24日

今だから言いたい、

CDが出た当時のことを。

「アナログにはすべての情報が入っているが、CDには44KHz以上の音の情報は入っていないし、16bitの階調に丸められている…」
しかし次第に、デジタルのメリットであるノイズの少なさや、損失のない高周波成分=摩耗のなさが万人に受け入れられ、レコードとカセットの時代は終わった。

今ではCDすらハイクオリティオーディオだ。MDになったあたりから、圧縮がかかる。
「CDは原音に近いが、MDは圧縮されてしまって、44KHz・16ビットの音は再生されるが、圧縮と伸長(データを小さくしたり元に戻したり)する間に、音がひずんでしまう…」
しかし次第に、膨大な量の音楽を入手・管理する都合上、規格が変われど圧縮オーディオは万人に受け入れられ、CD(無圧縮オーディオ)の時代は終わりつつある。

今や私たちは、食事にたとえるならば、粗雑な食材にある一定(低音と高音)の味付けをされた、自然音にはない、何ともいえない音を毎日耳にする。こういう主張は懐古主義的に聞こえ、どうも説得力に欠けるのだが、川のせせらぎとか、葉っぱのすれる音とか、虫の鳴き声などの自然音を直接耳にした時に、こういう話をふと思い出すのである。自然、とわざわざ強調しているのは、自然主義とでも言うか、ネイチャーの音は問答無用ですごいという主張ではないという意味で使っているためである。そぎ落とされていない、それぞれの耳の能力を最大限に発揮してもまだアラがわからないという意味で、自然音という言葉を使った。

ICTを実行するとき、どうしてもこの枠付けの問題を回避することができない。
ICTの教材を「録音」、授業を「再生」だとしたら、その「再生」の質が落ちていないだろうか?
子どもが全力でかかってもその枠を超えられないほどの枠を、経済が絡んだICTで提供できるんだろうか。

触覚とか嗅覚とか温度といった五感のICT化も目指されているけれども、それとともに、活動レベルでの録音と再生について、しっかり見る必要があるのかもしれない。

2009年7月18日

Thinkpad T60で「良い夢」を

夢をみているというと普通は寝ながらですが、ネット世界でも夢を見られる人がいて、Windowsしか動かないパソコンにMacOSを入れる、という内容の夢が圧倒的に多いそうな。

僕もこないだ初めてこの夢を見ましたが、どうも煮え切らない夢だったんです。
Thinkpad T60 (ATI Mobility Radeon X1300)でCore Image / Quarts Extremeがどうやってもサポートされない。
ネットで検索しても、「何かバグがあって、Radeon X1300はサポートされていないんだよ」とかいわれて、なんかショボクレてしまった、そんな夢。

でも今、CI/QEが有効になって、いい夢になりました。
その方法を最初の最初から。Kalywayです。

1. まずはインストール
2. そのまま再起動しても画面がホワイトアウトしてしまうので、再起動のとき、BIOSを出たところで何かキーを押す。
boot: 
という表示が出たら、
boot: -s
と入力する。そうすると黒字に白文字の、通称「シングルユーザーモード」に入る。
3. カーソルが出てきて何かしてほしいオーラが漂っていたら、
mount -uw /
と入力する
4. 引き続いて、
/movevideodrivers
と入力する。英語で何かいわれる。クエスチョンマークで何かしてほしいオーラが漂っていたら、yes と入力してEnterキー。
5. 終わったっぽい雰囲気になったら、rebootと入力して再起動。→これでホワイトアウト問題は解決。

ここまででMacっぽい画面は起動するはず、画面が狭いという人は6〜7をやる。
6. /Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.Boot.plist をテキストエディタで開く
7. 同じような部分が並んでるところを探して、
Graphics Mode
1400x1050x32
という項目を付け加える。

ここからが本題:このままだとCI/QEが有効になっていないので、今度はCI/QE有効化作戦。
8. /System/Library/ExtensionsにNatit, ATYinjectが入っている場合は全部 /Backup_Video_Driversに入れる。
9. /Backup_Video_Driversの中から、ATIRadeonX1000と名のつくすべてのファイル(たぶん4つ)をデスクトップにコピーする。
10. ATIRadeonX1000.kextを右クリック→「パッケージの内容を表示」する。
11. Contentsを開き、Info.plistを右クリック→「このアプリケーションで開く」→適当なテキストエディタで開く
12. ↓この部分を探す。
IOPCIMatch
13.太字の部分を追加する。
0x71491002 0x71871002 0x72101002 0x71DE1002 0x71461002 0x71421002 0x71091002 0x71C51002 0x71C01002 0x72401002 0x72491002 0x72911002
14.保存してテキストエディタを終わります。
15. kext helperを立ち上げて、先ほどの4つのファイルすべてをぶち込みます。
16. Cross your finger and reboot.幸運を祈りながら、再起動。

17. メニューバーが半透明になっていたら成功!

どうも、ATIRadeonX1000.kextに関連するpluginファイル、bundleファイルがないとkextが認識されないようです。

いろいろ開いたり閉じたりする見栄えがスムーズになりました。
あ、ぜんぜん重要じゃないっていう向きもあろうかと思いますが、夢は夢なので。現実の場面で使えるとかどうとか、そういう次元じゃないので、ひとつよろしく。

2009年7月15日

WifiSnap バージョンアップ

Willcom 03 も、所詮はWM機か…

とあきらめかけさせておいて、ひょんと現れる一筋の使い道。

WiFiSnapは無線LAN接続(アドホックネットワーク)でWillcom回線をルーティングするアプリケーションです。はやりっぽくいえばテザリングでしょうか。

しかしこのソフト、まだ使い勝手が悪い。どこでもWiFiのように、スイッチにさわるだけでON・OFFを切り替えるくらいしてくれてもいいほどの必須ソフトなのに、TODAY画面のウィジェットすらない、とは…

所詮は…
と言いかけた矢先、作者のページを発見して、TODAY画面のアイテムとか、バージョンアップしていたとか、いろいろ発見しました。

また、いちるの希望か、それとも、ちょっとは具合がよくなるんでしょうか。

2009年7月9日

有料OS = 優良OS?

時期的にChromeOSとWindowsの話なんですが、

ChromeOSは、マーケットリサーチの手段となるか、消費者行動をよくポーリングできる機能がない限り、無料では提供できない、と思うんです。広告の表示されるOSはさすがに必要とされないことくらいわかっていると思うので、それ以外に収益を出すモデルとしては、水面下でいろいろ収集する。そのくらいしか、考えつかない。

セキュリティについての新たなモデルを取り入れて、セキュリティに不安がないことも売りにしていますが、この点について、特定機微情報とかは守られるけど、たとえば年齢層とか、いくらくらいのものを見たとか買ったとか、そういう情報についての二次利用の「不安」がないのだろうか、というところも気になるところです。Googleストリートビューでの、Googleと一般人の感覚のずれを思い出しながら。

もちろん、広告の質が上がるという点から見れば、望ましいことなのは確かです。
ですが、こういう感覚はビジネスユーザーや開発者に受け入れられるんでしょうか。
有料のほうが(優良かどうかは置いておいて)安心するのは牧歌的な考え方でしょうか。

--
この時期というのがまたうまいですね。
Windows7のリリースが10月22日ですが、もう価格も決定して、機能も決定して、そこにぶつけてくる。
Windowsに価格相応の価値があるのかどうかを判断してもらう形になるわけですが、強力なライバル出現で、10月~2月くらいに適正価格キャンペー…値引きキャンペーンを打ったり、しませんかね。

GoogleのLinuxディストリビューション

その名はChrome OS、だそうです。

 Linuxはいままでブランディングに課題があり、分かり辛そうとか使い辛そうといった印象を、望んでか望まずにか、そのままにしていました。今回GoogleがOSとして取り上げたことでLinuxには大きなブランドがつくことになり、こだわりのないライトユーザーをごっそり取り込んでしまう可能性があります。
 最近のLinuxディストリビューションの進歩は目覚ましいものがあります。使いやすさの点でも機能の点でも、Windows並というより、普段の使用にはWindowsよりもリッチな面があるくらいです(例えばフォントスムージングや、OpenOfficeの標準添付など)。これらのシステムが玄人でなくとも簡単に、十分に使えるから、なおのことです。使い辛そうだけど実は使える無料のオープンソースソフトにGoogleというブランドがつくという事は、予想以上のインパクトがあると予想されるからです。実際、ほとんどのPC利用は、ChromeOSで十分なので。

パソコンという巨艦が分解されて、シンクライアント化されてくる。
メディアの視聴と取引はChromeOS、連絡と決済は携帯電話とくると、そのリンクがとても気になります。ChromeOSではぜひ決済システムを取り込んだOSにしてもらいたいですね。

2009年7月8日

圧縮フォルダはNGでした。

空き容量の確保のためにやってみたNTFS圧縮ですが…だめだめでした。

明らかに遅くなり、プチフリーズが多発して…しかもNTFS圧縮を解除しても回復せず。

CPUが遅かったか、圧縮解凍の処理が予想以上に重かったようです。


Vistaを入れ直すのも微妙なので、この機会にWindows7RCに入れ替えてみようと思います。
しかし…Windows7RC導入の単なるキッカケになってしまった。泣

2009年6月25日

2710pを改善する:取り組んでみる

家のPCが絶好調だと、不満になってくるのはモバイルのほうです。
ほんと、やな性格です>自分。

さて、こうなるとモバイルマシーン2710pに何か手をつけたいわけですが、いくつか思い浮かぶところがあります。
(1)SSD容量が小さい(32G)
(2)パーティションを切り直したせいで、起動が遅い("1781-Disk Failure…云々"と表示される)
(3)OSのレスポンスが悪くなっている(Windows7 on DesktopPC が速いせいで、そう感じるのかも?)

まあ…そんなもんか、という感じですが、ちょっと時間投資ができるかな、と。
お金の投資は極力避けながらやってみようと思います。
ーー
とりあえず、SSDには空きスペースがほとんどありません。
Windowsも時々言ってきます。わかってるんですが、元々の容量が少ないので、逆にVista君に言ってやりたいくらいです。「甘やかされて太りまくったあんたに、あたしの苦労がどれだけ分かるの?」って。笑

とりあえず、環境を紹介すると
・アプリケーション+OSで25G程度定常的に使っていて、空き領域5GB程度はスプール等のために残してあった。
・データは全部外付けに行っているので、SSDを圧迫するようなデータはない
・ハイバネーションはファイルごと切ってある
・一時ファイル(TEMPフォルダ)はGavotte RAMDISKに行っている
・仮想メモリはRAMディスクに少しだけある
・ところが、最近残容量が減り始め、ほぼゼロ(30MBとか)になりつつある。

容量の変化の具合からいって、一時的なファイルの残骸がどこかにある所為だと思うんですが、①ゴミファイルがどこにあるかわからない。それと、②どうもログファイルとかバックアップファイルの類は、プログラマーとしては自動的に消去しないで堆積するにまかせるという人が多いらしい。

というわけで、②に対症療法をしてみました。

作戦…NTFS圧縮フォルダを使う。
メリット…容量が削減できる
デメリット…圧縮展開にCPU処理能力が浪費される
これ昔のDoubleSpaceのようなレガシーな感じを想像していて、起動しないと何もみれない危険機能という印象があったんですが、今ではOSに統合されて、安心して使えるみたいです。一方、デメリットもあって、圧縮展開がソフトウェアなので、CPUがそれに拘束されてしまうという点。いちおうCore 2 Duoが入っているのですがULVなので1.2GHz程度の処理能力しかありません。RAMディスクもCPUを拘束するので、もしかするとプチフリ系のトラブルがあるかもしれません。(そしたら圧縮フォルダを切るだけですが。)

と考えていても埒があかないので、とりあえずやってみました。
ターゲットはログファイルと、Program Files。
成果はまたいずれ。

ポメラの追従者、ついに

レースに名乗りを上げたのはシャープでした。
型番はPW-AC900。

シャープの電子辞書といえば、ワンセグをつけたり、カラー液晶がついたりと、目の付け所がすごすぎて全く手が出せなかったんですが。今度はテキストメモ機能をつけてきました。

たしかに、いろんな妄想掲示板の中で「電子辞書にテキストメモを」「HP200LXの後継を」という声を見つけることができます。しかし同じ人の発言が形を変えて場所を変えて至るところに出現する現在の掲示板では、意外とそういう声に応えた製品が、市場が(実は)まったく無いために売れなかったりしてショボーンとしているメーカーや製品もあったわけで、メーカーとしてそういうのに応えてきたのは、正直意外なところではあります。

それを実現したきっかけのひとつには、間違いなくポメラ人気というのがあるでしょう。キングジムも最初は「勝手にやって」みたいなムードになっていたのが、今ではテレビCMまで打てるくらいの規模に成長しつつあって、量販店にもお試しコーナーがあったりするので見ていると、人がだいたい途切れずにチェックをしているほどです。見ているのは奥様とか、ご隠居様くらいの方が多いようですが。

シャープも、ポメラをただ模倣しているわけではないようです。前にはPW-AC890という機種で、画面表示に手書きで書き込みができて、それが自動的に保存されるという機能をつけていましたし、ユーザーの自己選択、カスタマイズが何らかの魅力につながるのではないか、という取り組みは以前からやっています。今回のテキストメモ機能は、その延長線上にあるともいえますね。

携帯は片手デバイスで、机の上や学校の授業中での使いやすさは全くない。その点、電子辞書は学校の机で使うことがデザインされている。だから、携帯で辞書サービスができてきても、電子辞書はその存在意義を失うことはない。それに第一、ポメラには辞書がないけど、電子辞書には辞書がある。(あたりまえか)
シャープにもまだ勝ち目はありますね!

課題は、「シャープのブレインのPW-AC900という機種にだけは、テキストメモ機能があるらしい」というような曖昧模糊なアテンションではなくて、「ポメラ!ケットイター!!」くらいのアピールがほしいところです。テキストメモ機能はまだまだ若くて新しい機能なのに、シャープからは全然伝えたい感が伝わってきません。

実はPDFファイルが開けるソフトがあるとか、がんばってるんだから、そういうのアピールしないのがもったいない、と思う今日この頃でした。

2009年6月18日

Touch 3.0 に。

iPod touch の OS が 3.0 になりました。

まずは期待のbluetoothですが、OPP/HID/DUNはナシ。A2DPは前評判のとおり、ちゃんと使えました。
速度向上のほうは、ちょっと期待はずれでした。
というのは、全体的な速度は満足なんですが、テキスト部分で少しでも指の動きが停滞すると「コピペモード」に入ろうとしてしまう。それから、キーボード入力のときにも同じように、コピペのフックがあって、それのチューニングが不十分なのか、ワンテンポ遅れるんです。というわけで、3.0はマイナーバージョンアップに期待、という感想でした。

それから、アプリが基本的に横画面対応になるということですが、これはちょっと、日本文化にはなじまないなぁと思った。日本人はモバイル機器をアウトドアだけで使うわけではなくて、寝室とかトイレとか、そういう変な場所で使う人たちなんです。だから、必ずしも頭頂が上向きになっているという前提の「画面自動回転」はちょっと、うざったいときもある。OFFにできるようになるといいんですが。

そういうこと言うからガラパゴス、なんでしょうか。笑

2009年6月16日

iPodアクセサリは、iPod touchアクセサリとは限らない

iPodのカメラコネクターがtouchで使えないと知ってがっくり来た管理人です。

というのも、iPod touchはカメラがない。カメラがないと、このブログにも写真を載せる素材が貯まらない。カメラは別に持ち歩いたとして、それを直接つなげられれば、面白いですよね?だけど、touchやiPhoneも、そういう思想はないらしい。

その辺から疑問がもたげてきて、iPod → iPod touchの間に結構深めの溝があるんじゃないか、と考えた次第。たとえば、画面も横画面ランドスケープなのが自由自在になって、アクセサリの類はみんな首をかしげないと見られなくなった。実はビデオケーブルも仕様変更になっている、USB接続のみ対応になり5V以外の電圧入力を受け入れない。ボイスメモ装置も使えるものもあれば使えないものも。iPodアクセサリとiPod touch アクセサリ(とかiPod2007アクセサリとか)を分けた方が良いんじゃない?と思うくらい、非互換デバイスが増えているんです。

ひとまず、カメラコネクターについては、ファームウェアアップデートで対応してほしいなぁ…。
それか、DDIポケットのTrevaをマイク端子につないで何とかする人たちが神業を見せるか。笑

Another state of Logicool mouse wheel

英語っぽく始めてみました。

いやロジクールお得意のハイパーファーストスクロールホイールですが、なんかこう、万能感がない。

クリック・トゥ・クリックモードとハイパーファーストスクロールモードを切り替えられるっていうのが売りなんですが、
・ハイパーファースト状態だと、マウスを持ち上げて動かしたときに、手首の傾きでホイールが回っちゃう
クリック・トゥ・クリック状態…っていうより従来マウス状態じゃあ、従来のまんまなので特段思うところはないんですが、やっぱりハイパーファースト状態のときの違和感が、ぬぐえないのです。力学で言えば、ハイパーファースト状態の設計は、回しはじめの静摩擦係数が限りなくゼロに近いことと、回り続ける=動摩擦係数もまた低い、っていうところですよね。それが、なんともマウスの使用状況になじまないんです。

マウスといわず、ヒューマンインタフェースデバイスといえばマイクロソフトもがんばっていますが、マイクロソフトのアプローチは、静摩擦係数を下げて、動摩擦係数を上げることで回しはじめにかかる筋肉のストレスを下げる、というような感じがします。

ロジクールにほしいのはこれらのどれでもないアプローチです。静止摩擦係数を上げるという第3のモード。ラッチ一つでなんとかなりませんか。

軽は軽らしく

ちょっと趣向を変えて、クルマの話題に。

レンタカーでいろんな車に乗って気になったのは、軽自動車はエンジン音が異様に高い=回転数が高そう(タコメーターないのでわからないけど)=実は燃費悪いんじゃないか?ということ。アクセルを踏み込むと回転数がぐわーっと上がって、その後ギアが変わってるみたいな感じです。660ccのエンジンが6000回転くらいで走れば、単純計算で1300cc車の3000回転くらいと同じような燃費になってしまうと思うのですが。

軽は軽らしく、トロトロと走るのが、寿命にも環境にもよさそうな気配。
「軽快」の軽ではないんですね。トホホ。

2009年6月15日

新MacBook Proみてきました。

あんまり代わり映えしませんが。
どうしてもチェックしたいことがあったので。
そう、例のSDカード差込口。笑

旧MacBook Proに備え付けられていたExpressCardスロットに適合するマルチカードアダプターは軒並み、SDカードが1cmくらい本体からはみ出すのです。つまり、差しっぱなしでは運用できないのです。今回のMacbook ProでSDカードリーダーが内蔵になったと思えば、もしかすると、SDカードが飛び出さないようになってるんではなかろうか、と願って、ヨドバシに行ったときに、差してみましたよ。

結果…
SDカードがとび出ています。

なんだか、とても残念です。青いし。

2009年6月12日

「HDD容量」はどういう意味を持つのか

HPのタブレットPC 2710pに Mtronの32GBのSSD(3018)を導入して、いままでVistaで運用をしてまいりました。SSDの消耗を避けるために、32bit OSに4GBのメモリーを入れて、800MB程度のラムディスクを一時フォルダに割り振ってあります。そこに128MBの仮想メモリも、お慰み程度に。

最低限のOSとアプリケーションを入れた状態で残り2GB程度なんですが、データはすべて外付けHDDにあるので、データ容量に関しては問題なし。数百ギガバイトあるデータも十分保存しておけます。
ではトラブルはどこに起こるかというと、テンポラリファイルと仮想メモリに帰結するものが多いです。最近「メモリが足りません」という表示がけっこう起こったり、ちょっとした量のグラフィカルなページを印刷すると、すぐスプールがSSDの容量を食いつぶして、「印刷失敗」となる。これでは、「ちょっと重め」の仕事もできない。結局、デスクトップPCが出動しなければならない事態に直面している。

最近のアプリケーションのメモリ消費量がすごいのか、と思うと、そういうわけでもない。firefoxは300MB程度にまでなるが、それを頂点として、他のアプリケーションのメモリ消費はたいしたことがない。普段はメモリは2GBも使えば多い方だ。

ということは、問題の所在は、仮想メモリということになる。すなわち、グラフィックソフトのようなメモリをダイナミックに使うソフトを立ち上げるときにメモリ不足に陥り、仮想メモリを利用しようとするが、SSDにとれる仮想メモリはわずかなため「メモリ不足(と同時にSSD容量も0バイトになる)」ということになる。

WindowsVistaにとっても、xpにとっても、HDD容量とはシステム領域であるばかりでなく、無限に膨らむテンポラリフォルダであり、メモリの制約を逃す広大な仮想メモリのよりしろであり、それからユーザーのファイルがあるフォルダなのだ。システムがファットになるのも頷ける、考え方である。いったいどういう頭で、「HDD必要容量 15GB以上」とか言えるのだろう。

…と愚痴を言っても仕方がないので、展望として、これからのシステムは、one-big storageではなく、これらの意味を分担させる必要があると考える。
・テンポラリフォルダはあくまで一時フォルダなのであって、永続する必要はない。むしろ高速であり、一定の容量があることが求められる。(アプリケーションは、一定以内の容量で作業することを求められる。)
・仮想メモリは低速な一次メモリとしての位置づけであるから、高速・Volatile・大容量な性格を持つことが求められる。DDR2メモリを4GBくらい入れられるExpressCardがあればいいのに。
・ユーザーのファイルは、ローカルに保存されているという素朴な時代から、今や交換をしたり、共有をしたりすることが当然のように求められている。だから、ユビキタスと結合して、ネットワークとして存在する方法もあるし、コンピューターとユーザーファイルを組み合わせるのではなく、ユーザーとユーザーファイルを組み合わせる(つまり、USBメモリなりポータブルHDDなり)をユーザーが持ち歩くということ)をすることも理にかなっている。「マイドキュメント」ではもうダメ、いよいよ「ブリーフケース」の時代ということ。
・システムの起動役として、SSDはとてもいい性能を持っている。すでに多くのユーザーが体験し、その性能については納得しているはずだ。だけど、SSDはシステムの起動役としてはよい性能を持っているが、その他3つの意味づけに対しては、HDDよりむしろ向いていない。容量の少なさと、寿命が短いためだ。

これらの問題が明らかになったのかどうかは知らないが、SSDとHDDとが両方内蔵されたパソコンも出てきている。これからは、それがスタンダードになってほしい。HDDがリムーバブルになるとか、無線ストレージになるとか、何か受け入れられる仕掛けがあれば、今後のコンピューティングの標準になれるかもしれない。なにしろみんな、あの出っ張るUSBメモリ持ってるんだから。

2009年6月9日

日経の目には

アップルも東芝も同じ土俵にある。んだよね。
Macbook と Macbook Pro が同じに見えるんだもんね・・・。

ほかにも。
「…SDカードの挿入口を採用…」←挿入口ね。スロットか?
「…価格はオープンだが、店頭想定は6万円台…」←「台」ね。
「…駆動時間が2.5倍
」←重さは?

なんか、堅そうな記事に見えるけど、書いてあることはITmediaとかジャパネットとかとかわらない感じが、おもろい。

Inspired from...
「アップル、新「マックブック」はバッテリー7時間駆動 東芝は10時間駆動モデル」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090609AT3K0900V09062009.html


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さて、目を戻して、再度このニュースについて。
ユニボディーの Macbook が Macbook Pro になって、1万円値下げ。
Macbook はポリカーボネイトに戻ってしまいました。
Airも値下げ。

Appleは高い、という印象を緩和するため、でしょうか。値下げをしてきました。

なら、Macbook をProにするんじゃなくて、iBookを復活させる方向性のほうがいいような。
っていうか、してほしいような。
っていうか、ひらたく言えば、ネットブックですよ。
Macbook Air のポリカーボネイトモデルを。プレミアムな黒のやつを。驚きの92800円くらいで。
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SDカード採用は、嬉しいが、心配だ。
ジョブスなら、あの青い物体がコンピューターに差し込まれることを許容しなかっただろう。
青い物体が脇から見えるたびに、怒るはずだ。そのためにユニボディのSDカードくらい出す人間だと思うから。
ただSDカードつきました、という今回の発表は、違和感がある。

90年代のアップルのように、デザインの芯がぶれないかどうかが、少し
心配です。

2009年6月4日

液晶タッチパッド搭載メビウスもどき

目の付け所だけじゃなくて、泥臭いところもしっかりやらなきゃー…。

光センサー付きタッチパッドがついている、メビウスと名乗るモノ。
この間、さわってきました。

タッチパッド以外はただのネットブックなので、触れる部分はないのです。
タッチパッドだけを見ていたのですが。

モニターの時期が、遅すぎて、モニターって何のモニター?って感じなんですが。
モニター協力者の方々は、きっといろいろ見えたと思うんですが。
それをフィードバックしてこれ、だったとしたら、なんというか…

・反応は、もっさりしています。静電容量式のタッチパッドとは応答が違うので、いわゆる「慣れ」が必要です。雑誌記事に「これは、新しいデバイスであれば必ず起こることであり、慣れれば問題ないことである」とか書いてありそうな、操作感です。

・縦横スクロールはありません。右端、下端をなぞる動作はパテントの関係でしないとしても、それに代わるものも、ぱっと見たところありません。スクロールは、できません。

・タッチパッド画面で操作できるソフトも、もっさりしています。これは、CPUの非力さの責任なのか、タッチパッド操作の反応が遅いのか、よくわかりませんが、あまり楽しめないのは一緒です。

・あとは、ネットブックと一緒です

…あんまり否定的なことばっかり言うとあれなので、生かせそうな人を考えてみると…

…中学生?

2009年6月3日

Willcom CORE 3G 個人のお客様向けサービスが始まりました

そうそう。3Gでも十分な速度なんだよね。
ドコモの回線っていうのも、間違ってないよね。値段もけっこう安いし、エリア広いし。
データ端末使ってる人は、もうWillcom CORE 3Gに行っちゃうよね。
・・・スマフォユーザーと、D4ユーザー以外はさ。

絶対W-SIM版XGP端末出せよコラァーとでも言いたいニュースです。ていうか出してください。なんとかお願いします。しかも、電話定額込みで7000円位にしてください。

そしたら、家のADSL解約するかもしれません。

>現行より約9倍速い
朝日新聞に書いてありましたが、あらためて書かれると、、、。
しかも、これ8x通信の9倍だからね!
4x通信の18倍、2xの36…(ry

2009年5月29日

Moblog

モバイルブログ、モブログ。
iPodついでにやってみることにします。

しかしガジェット類の中でもiPod touch利用頻度は凄い。willcom
03にはハードキーついてるのに選ばれないで、ソフトウェアキーのiPod
touchが選ばれるのは、何でかなぁー。

とりあえず、wmはマウスかペンで操作することが前提になってるの
に、ペンを外しちゃうのは良くないよね。
そんで、キーボード有るのにソフトキーが出てきてテキストボックスを隠
すのはよくないことですよねー。
なんか、小さなイライラというか、靴の中に小石の入ったような感じなの
が、良くないあるよ。

ーー
今日は、塩漬けになっているウィルコム端末の契約を昼得コースに切り替
えた。こうすると、w-valueの端末残金値引きを残しつつ、回線自
体にかかるコストが200円位になって、調子が良いのです。

あの使いづらい電話サポートのおかげで、担当の人に怒りをぶっけちゃっ
た。

…あ、理由はそれだけじゃないかな。いろいろと。

2009年5月28日

つつつつついに!遂に!

iPodにEPWing辞書が!!つまり、iPodが辞書になる!
これは、iPod touch上で、かなり使いたかった!でも、なかったモノ!
その御名は
EBPocket free Version for iPhone/iPod touch ver 1.00である!

・・・れれれ冷静にならんと。とりあえず、無料、の、インストール、っと。

FTPで辞書ファイルを転送するのね。なるほど。
エクスプローラーで、 ftp://192.168.***.***:12345/ …と。

フォルダが日本語だとダメだから、英語に直すのね。

無線が不安定なせいか、途中でタイムアウトしちゃう…ときは、フォルダ1つづつ転送すればいいのね。

転送が終わったら、一度アプリを終了しないとダメなのね。



おおおおお!

検索できたー!

うれしすぎる。作者さんありがとう!

2009年5月21日

Windows7 RC に感じるもの

応答性が改善されているな、ということ。
なにをさせてもVistaより、だいたい一瞬速い。
これは、使いこなしている人のためのアピーリングポイントになるんじゃないかと思います。
でも、OSは応答性だけじゃない、という要素が、あった気がします。

Vistaがリリースされたとき不満だったことを思い出してみると。
1)古い装置(古いスキャナーとか、古いBIOSとか)がサポートされない
2)最新の機械を要求するので金がかかる
3)最新の機械を要求する・Aeroがある・サービスが多いので遅い
4)バッテリの寿命が短くなること
5)UACの挙動がうざったいこと
6)HDD、メモリの容量をたくさん必要とする
感じられる部分でこのくらいあったと思うんです。

3(遅いこと)・5(UACうざい)・6(総じてファットだ)は改善されていて、みんなアピールしてる。
プロセス数を減らして起動が早いとか、メモリが少ないとか、そういう二次的な改善に加えて、GDIの描画がマルチスレッドになった、とか。新しいCPU、新しいデバイスへの最適化が進んだおかげですね。
ついでに言えば、VistaのUACダイアログを背景を暗くしないでできるソフトがあります。そういうのを使えばVistaでもUACはそんなにうざくない。レジストリで設定できるということは、UACをモードレスダイアログにするか、モーダルにするか、それをユーザーが設定できるようにするのかしないのか、という点で悩んだんでしょうね。

HDDもメモリも浪費する問題は、Windows7ではプロセスと不要機能を削ることでスリムにできるらしいですね。我が環境ではメモリは良いとしてSSDが32ギガしないので、この改善はとてもうれしい。

1(古いデバイス未対応)はどうなんでしょう。
Windows7は最後の32ビットOSとも噂されていて、メモリの容量からいっても、そうなることはほぼ確実だと思います。64ビットOSになると、デバイスドライバが違うらしく、さらに足切りが進むでしょう。そうなると、(1)古いOSのまま使い続けてシーラカンスになる、(2)古いデバイスを捨てて、新しくする、という結果になるのかもしれません。現実的に考えれば、古いデバイスはそろそろ諦め時なのかもしれない。 とはいってもプリンタとか何とか一切合切変えるわけにもいかないとは思いますが、ほとんどの装置はVistaにも対応しましたし。Windows7になっても、使えるものは多いと思います。あくまで、諦めるその時は、「Windows7の次」が聞こえてくる時です。

ところで、いまでもPC98が使われている場所もあるそうなので、そういうGUI不要系、対話UI不要系のユーザーには将来UNIX系OSや組み込みOSに移植する必要があるのかもしれません。
工場系のシステムとか、いまはどうなっているんでしょうか。電子看板がエラーを吐いて止まってる動画は、みたことありますが。こういうの、Windowsである必要があるんでしょう、か。

2(高い)は感情的・効率的・経済的に見合えばいいので置いておきたいところなんですが、
企業ユーザーにとって買い換えの価値があるのか?みたいな話はありましたよね。これはERP次第というか、IE8の評価になるのかもしれない。この方面は知らないので、パスします。

今回一番とりあげたいのは、4(バッテリ駆動時間短縮)の問題です。
Vistaがリリースされて、XPよりもバッテリ時間が短くなることが判明した時、多くのニュースサイトで「XPが出た当時もバッテリが短かったが、最適化が進み、駆動時間が延びている。Vista移行期のバッテリ駆動時間の差も、XPの最適化を示しているのだ…」云々といった検討がされていたけれど、ならば7RCはどうなっているんでしょう。RCは最適化前のリリースでしょうから、駆動時間が短い可能性がありますね。
というより、今のVistaで駆動時間は延びているんでしょうか・・・。気になります。確かめようがないけど。

・・・

んー、やっぱり、主力ポータブルにはWindows7RCは入れられないかなぁ・・・。いれたいけど、わからないけど、いれたい、けど・・・(笑)
とりあえず、4番のバッテリ時間については全然検討していなかったので、情報待ちですね。
(やってみた、みたいな有益な報告がなくてすみません。できたらやります。)

2009年5月20日

画面は大きい方がいい。

最近のコンピューター事情。「システムは1台じゃないほうが好き。

画面は大きくて多い方がいいんです。
でも、いわゆるマルチディスプレイではなくって、何台かシステムが動いている状態が快適なんです。

なぜ快適かは、わからないんだけど 笑
きっと、マルチディスプレイだと片方の画面で作業していても、もう片方の画面を見ないといけないような感覚で、注意が不安定になるのに対して、システムから別々だと集中できるのかも。しかも、データは共有されているし。



これが快適なのは、Synergyのおかげです。
http://journal.mycom.co.jp/column/yetanother/091/index.html
設定がなんか律儀で、右画面が左画面の右に、っていう設定、左画面が右画面の左に、っていう設定を両方しないと、カーソルがむこうの画面に行ったっぱなしになりますよ。


ディスプレイをUSBでつなぐテクノロジーが大流行で、つなげまくっちゃってる記事もありますが、
それよりLANケーブルでAspire Revo同士をつなぐのがおもしろいんじゃないですか。
液晶が安くなってるし。

2009年4月18日

Willcom NS

みんな、写真下手すぎ!

…なわけがないので、あのガジェットは撮影がエラい難しいんでしょうね。
どのウェブサイトの写真も、やたら枠部分がでかいガジェットになってしまってるのが、なんとも印象悪 いやいやいや画面狭じゃなくて、いやLaVie TB…、いえ、そんな細かいことよりも、市場初の製品だから、黒くても無骨でも1割のビジネスマンが買ってくれれば次につながるわけですよね。そういう議論をする製品ですよね。

ネットはたしかにパソコンでよく使うけど、手帳×ネットのサービスはあるのかな。
東芝がそういうのをホストするのかな。そこんとこどうなのかな。

まだ検討するにもよくわからないことだらけなのですが、とりあえず新しいものは契約する偉い人を待ってみます。

2009年4月3日

な、なんですと!

Lenovoの意思決定がわかりません。

ThinkVantage SystemUpdateが終了したそうです。
レノボユーザーでない方のためにご案内しておくと、SystemUpdateというのはウィンドウズを新しく(Vistaとかに)したりした時、あるいは今までのウィンドウズの時に、機械がちゃんと動くために使うソフトを更新して、自動的に使える状態にしてくれるソフトです。おウチのコンピューターはもちろん、企業とかの何百台のコンピューターでも自動的にやってくれる便利ソフトウェアでした。

それが終了です。
今後はポップアップを出してくるソフトの指令に僕らが従って、無駄な時間をコンピューターの目前ですごす必要があるのです。1台ならまだしも、10台ならうんざり、100台なら無理じゃないですか。

ついでなので文句を垂れておくと、SystemUpdateのご先祖様=「ソフトウェア導入支援」は偉大な方でした。ウィンドウズアップデートとのすみわけをきちんとして、IBM(途中からレノボ)に必要なソフトだけを、必要とされたときだけに、実直にやってきたわけですが、息子のSystemUpdateはなんだか胡散臭いものを持ってきたり、もう持っているものをゲットしてきたり、仕事が遅かったり、無駄なことをしたり。ぜんぜん技術が継承されていませんでした。それでも、自動的にやってくれるというところに関してはお役目を果たしていたのに。

今流行りの「突然の辞職」ですか。「新人は3ヶ月でやめる」ですか。コンピューターは物を売るだけでなく、コンピューターの面倒を見る責任も売っているはずなのに。

無責任すぎます。

Windows7のリリース前には、ソフトウェア導入支援とかSystemUpdateを復活されることを祈っております。(レノボはもはや使ってないから、ご多幸を祈るだけですが)

2009年3月29日

収益化

みなさまの利益に貢献できるような内容なんて書いてないのですが、なぜかアドワーズの審査に通過してしまいましたので、「収益化」というのをやってみようと思います。ご協力賜りますようよろしくお願いいたします。

2009年3月24日

ブチッと

あんまりなことが立て続けに起こるもんだから。ブチッと新規契約。

①ウィルコムのWX310Kが、画面を閉じると死亡してしまう。電源をONにすると、何事もなく戻る時もあれば、時計がリセットされていたりすることも。

②時々、電池を抜こうが何をしようが電源が入らなくなる。

③適当にボタンを押したりして、1+9で電源入れたらフルリセットされた。(これは規定の動作だが、文脈を考慮してほしい。バックアップは残念ながらとっていなかったよ)

④無理矢理型ポジティブ思考で、「メモリが初期化されれば安定するさ」と淡い期待を抱くものの、一ヶ月もしないうちに再発。修理を考えたけど、ネットで同じ症状の人がいるようなので、再発すんじゃね?とあきらめムード。この機種を選んだこと自体が失敗?

⑤機種変を検討するため、販売員の方に契約期間を確認してもらおうとしたら、116で自分でやってください、とのこと。116に電話すると:
・116の使い方:(ダイヤル回線の方はプッシュに切り替えて、とかそういう話。willcomから電話してるのに。「最初に、116の使い方をご案内します。ご存じの方は1を押してスキップしてください」くらいで言える情報じゃないの?)

・新ウィルコム定額プランの広告:(こないだ営業電話かかってきたけど…。聞き流していると突然番号案内が始まってこれまたイラッと。)

・番号案内:1回聞いても、契約内容や期間の確認に該当しそうな案内がない。「はじめから聞き直すには8番を押してください」といわれたので、8番を押すと、新ウィルコム定額プランの広告からやり直し。例の商品名を繰り返すテクニックの、新手の手法ですか?

・契約関連の番号を選択すると、パスワードの確認→通過。次に、お客様IDの確認→なんですかそれ?ガイダンスを聞いていると、10桁の数字だという。移動中に使うんだから、知りませんよ、そんなの。知らないんだから、戻ります。おめでとう、広告から再スタート

・あまりにわからないので、オペレータにつなげる項目がどこかにあるだろう、と適当に1番とか2番を押すものの、いっこうに「その他のお問い合わせは…」というガイダンスがない。戻るたびに、広告。人につなげたくないのはわかるが…それならシステムを改善しろ!と言いたい気持ちはわかりますか?

わかった、もういい、もう十分だWX310Kも、ウィルコムの音声116サービスも、急いでいる人や焦っている時の相手はしてくれないことがわかった。電波の入りはよくなったけど、それでも「仕事じゃ使えない」っていう批判は、おそらくまだ生きてるんだ。

⑥WX310Kを即解約・残りの1年間塩漬けにした場合のコスト×Willcom 03を新規契約・機種変更のコストをエクセルで計算。=WX310kを昼得コースにして塩漬け+willcom 03を新規で買うのがもっともローコスト

⑦誰に電話番号が変わることを伝えるかを考えようとWX310Kの電話帳を見て、データが消えたことを再認識し、さらにピキッと。

それでも他社キャリアと比較するまでもなくデータ定額が一番安いウィルコムを選んでしまうのが悔しいところだけど…。サービスがひどすぎます。XGPは次世代、XGPは速いって言われてるけど、XGPになればこの辺りのことも安泰になるんですか?

追記:そうそう。思い出しちゃったよ。
PCからFireFoxでMyWillcomにログインするとき、メールアドレス入れて、パスワード入れた後、「ログイン」ボタンをマウスでクリックしないと何にも入力されてないことになっちゃうんだよね。エンターキーとか押すと、何も入力されてないことになっちゃうんだよね。こういう仕様、どうにかならない?

2009年3月10日

…いいのかそれで

from http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0903/10/news057.html
(前略)
これまで、Windows Mobileをターゲットとする開発者が、アプリケーションを顧客の手元に届けるのは容易ではなかった。バルマー氏によると、Windows Marketplace for Mobileでは、この問題が理想的な形で改善されるという。あらゆるWindows Mobile 6.5デバイスの「Start」メニューに、アプリケーションマーケットプレースが組み込まれるからだ。「Start」メニューであればユーザーが見落と す心配はまずない。
(後略)

なんというか、、、
Windowsツーでは、「電話は電話帳からかけるものだ」みたいなスタートメニューはやめてくださいね。
(普段は履歴からかけるでしょ)

2009年2月6日

新・ウィルコム定額プラン

なんだか朝からメールが届いたと思ったらウィルコムからの迷惑…じゃなくてお知らせ。
そんな感じでプッシュ(配信)されている「新・ウィルコム定額プラン」ですが、音声定額+データ定額で上限(てかほぼ定額でしょう)5700円です。

僕の契約している音声定額+リアルインターネットプラスだと定額5000円。
これだとパケットの速度は64kbit/s(2x)ですが、新ウィルコム定額プランでは、128kbit/s(4x)まで定額になるようです。(トップページには書かれてないけど、料金表のところに4xパケットまで0.084/packetと書いてある)W-OAMで208kbps、type-Gで256kbps…。

なんとなくがっかりしているのは、もはや「レガシー」な速度の8xまでは使えるようにしてほしかった、というところ。

ちょうど端末も、開閉すると電源が切れるようになってしまったところだし…データ通信が遅いから、ちょっとでも速くしたいし。すごく変えたいタイミングではあるんですが。なんでbluetoothを乗っけてくれないんでしょう。wx340kにちょろっとくっついてれば神なのに。

修理して使おうかな。


2009年1月23日

ウルトラ ”7”

「Windows 7 はとても控えめ、かつテキパキこなす」
というような、とてもVista前にはなかった好意的評価がされていますね。
Vistaもプレリリースしておけばよかったんです。

●スピードとハードウェア要件の勘違い
スピードが速いからといってハードウェア要件が低いというわけではないですね。
Vistaも、最近のチップセットやメモリ・ディスクならば、安物でも動く程度のものしか要求してません。なのにVistaが遅いのは、システムが勝手に動かすプロセスがディスクを占有してしまうため、だと思うのです。(ディスクはいまどきのPCのアキレス腱で、もっとも速度が遅く、しかもアクセス要求が高い)

Windows7βはいろいろな指標でVistaと比較されていますが、ユーザーがもっとも重要視するであろう応答性については…これからWindows7が製品化されていく過程でどのようなサービスが乗るかが問題になってくると思います。いまはβだから何も乗っていないけど、たとえばWindowsSearchは実装されてない。いわゆる「デスクトップサーチ」の類は、ディスク帯域を浪費するので有名です。それからウイルス対策ソフトも。
「これらは乗せたい(乗せなければいけない)。しかし応答性は保ちたい。」という要望にこたえるためには、ハードウェア要件を上げていかなければいけないんじゃないかなぁ、と。
たとえば、HDDが2.5インチ以下のプラットフォームにはSSD買えとかね。DDR1はサポートしないとかね。

●Windows7のいいところ
結局のところ、Windowsは悪癖に向き合っているのだろうか?
つまり、基本設計の弱さをパフォーマンスに責任転嫁する、という癖だけど、これは結構良くなってるような印象があります。ウィンドウを右半分に割り当てたりする機能はイチオシです。
ユーザーフォルダが整理されたり、タスクリストとクイックランチャがくっついたりするのは「やっぱりMacの物まねか!」とか頭悪い人の声が聞こえてきそうですが、ちゃんと押さえるべきところを押さえてきた感じがします。職場でも使える機能じゃないでしょうか。
XPに勝たなければいけないのは大変な勝負ですが、7の時代にはXPのサポートをサクッと切って、移行を果たしてほしいものです。

●で、気になるのは…
ポータブルコンピューターでも十分に動くのか。
これは、先のディスクの問題にもあるように、デスクトップコンピューターとラップトップでは結構性能が違います。特にディスクの回転数は重要な問題で、ランダムアクセスの性能は応答性に大きく影響します。
解決策は、システムによるディスクIOを減らすという方向性と、代理ハードウェア(メモリとか、ハイブリッドディスクとか、SSD)を活用する方向性と。

一番やってほしいことはディスクIOを減らすこと。さらに言えば、ディスクIOを減らすプログラミングモデルを提供してほしい。ウイルス対策ソフトはものすごくリソースを食うので、そういうWindowsの板に乗っかるすべてのサービス、アプリケーションがディスクを食い合わないようにするモデルがあるといいのかな、と。SSD的にも。
ReadyBoostは良い試みだったんだけど、ReadyBoostがディスク上で動いているのがユーザーに嫌われていた感があるので。そのへんを改善したり。

●Windowsは理想を
Windows7のハードウェア要件を低くするのは得策じゃないです。リソースを食いつぶさない工夫をした上で最低限メモリを2GB、SSD+TurboMemory推奨、ネットブックはWindows7 Netbook Editionで、というくらいで設計してほしいものです。それで、サービスがすべて立った状態で、アプリケーションの起動時間(応答性)を1秒以内に。

2009年1月14日

ソフトバンクセレクション パーフェクトPDF Proを

返品したいです。(率直に)
レビューしようと思ったけど、その前に返品したいです。


その理由↓
第三位 「インタフェースが変!」
インタフェース、おかしいですよ、これ。
メニューバーの下に紫色のバーに小さーいアイコンがゴマンと列挙されてるんですが、不必要なメニューを消すこともできないし、必要な機能もない。ページ幅で表示とか、100%表示すらない。
それに、カーソルキーの挙動もおかしい。矢印キーの上下も左右もページ送りになってしまって、内容が読めない読めない。
とりあえず、ビューアーにしたい人と、PDFを編集したい人は、ソースネクストのいきなりPDFEditのほうがずっとマシです。
大事なことなので二度言います。
インタフェースが、おかしいですよ?


第二位 「書き足した図形を削除できない!」
「せっかくPDFを編集できるんだから、読みながらラインマーカーを引きます。」
「あ、線がずれちゃった。消そっと。」
消しゴムをえらぶ。消したい線をなぞる。囲む。たたく。たたく。たたく!
→消えません。
なんでですか?消しゴムじゃないんですか?


栄えある第一位は… 
「Undo(元に戻す)がない!」
・・・。だからさ、さっき間違って引いた線はさ、どうやって消せばいいのよ・・・?


もうなんというか、有償のソフトとは思えないです。
本家のクセロPDFのほうも同じようなインタフェースだったのですが、ソフトバンクと同じ値段なのできっと同じ中身でしょう。こっちも買っちゃいけないです。

あー、もう・・・無駄金使わされて、怒ってます
返品したい・・・


~まとめ~
とりあえず、PDFに書き込みながら読みたいと思っている人は買っちゃいけません。
ソースネクストの「いきなりPDFEdit3」のほうが定価で2000円ほど高いですが、ずっとずっとずっとずっとマシですよ!

2009年1月7日

澄んだ目で今一度

Willcomのスマフォを見てみた。
willcom 03 …実はかなりイケメンじゃないですか?

いきなりアンインストール

フリーソフトのFoxit 3.0はAskツールバーを入れるとテキスト注釈を入れられるんですが、PDFをいじるといいことがありそうだ、ということがわかりました。

そこで「いきなりPDF EDIT2」を買いました。

しかし・・・ネットを見るといきなり「最悪」系の書き込みが。
どうやら、ライセンスアクティベーションができない、とか。
アップデートしたら直るらしいのでアップデータをダウンロードすると…
元入れたやつをアンインストールせよ、とのこと。

ソフトのできはよくて、ちょっとしたマーカーやらテキスト注釈やらはできそう。タブレットPCをつかえば線も引けそうだし(タブレット対応、筆圧対応かどうかは不明)、ネットでいわれるほどダメソフトでもなさそうです。
もうちょっとライセンス条件が緩ければグレイトなんですが。